JO1初ツアーに歓喜するファンを前に、川尻蓮「このために生まれてきた」【『KIZUNA』リリース記念イベント】

2022.5.26
『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

文=新 亜希子 編集=森田真規


2022年5月25日、グローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」が、『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』を豊洲PITにて開催した。本稿では、サプライズ尽くしとなったイベントについて、彼らの和気あいあいとした様子を含め、レポートする。

『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT
『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

デビュー3年目、ペンライトのまぶしさに慣れないJO1

定刻前の場内アナウンス。そのたどたどしさに何かを察したJAM(JO1のファンネーム)から、堪え切れず笑いがこぼれる。締め括りは「以上、景瑚でしたー!」。声の正体は佐藤景瑚。開演前から、サプライズでJAMを喜ばせる。イベントは、リード曲「With Us」のパフォーマンスからスタート。メンバーの笑顔からは「楽しい」があふれている。

『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

「2階席も3階席もいっぱいです」(実際は1階席のみ)と與那城奨がボケるも、興奮冷めやらぬメンバーの反応は今ひとつ。「もうちょっとツッコんでよ(笑)」(與那城)と寂しそうにつぶやくと、「(会場が)きれい過ぎてぼーっとしてた(笑)」と川西拓実。大平祥生は「この会場にお客さんが入ってるの初めて見たんで、うれしい」と、全体を見渡す。「JAMー!」と、大きな声で呼びかける河野純喜は「ペンライト(の色)変わった! ありがとう!」と驚く。未だにペンライトのまばゆさに慣れないJO1が、切なくも初々しい。

河野純喜が「Touch!」作詞で込めた想い

アルバム名にちなみ「絆を感じたエピソード」について、「あります!」と河野が挙手。「出番前に、決め事とかじゃなく全員とハグすること」と、“ビハインド”でもおなじみの光景を挙げると、実際にやってみることに。

左隣の白岩瑠姫とハグする流れになったのだが、同い年特有の距離感がくすぐったい「るんき」はもじもじ。河野をそーっと、自身と反対側に向けた白岩だが、河野は振り返って白岩とハグ。結果、それぞれの両隣にいた鶴房汐恩、木全翔也も巻き込み、ひとかたまりになる微笑ましいシーンもあった。

『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

與那城と大平が、「お座りください」とJAMに声をかけると、メンバー数人が同時にその場に座り込む。「めっちゃボケ重なってるやん」(佐藤)とツッコミつつも、「絆や!」と全員で大喜び。

絆エピソードは「探すと難しい」(川西)、「僕たちの中では当たり前になっちゃってる」(佐藤)という彼らの言葉どおり、日々こうした楽しいことが当たり前に起こっているのだろう。

つづく話題は、河野が作詞に参加した「Touch!」について。しかし「みんな気づいたかな? ある曲がいつもと違うんですよ」(與那城)という遠回しのヒントに、メンバーはピンとこない。さらなるヒントとして、隣の豆原一成の肩にそっとタッチするも伝わらず(JAMにはすぐに伝わった)。「豆が一番きょとんとするな」(與那城)と、與那城ワールドに巻き込まれた豆原は苦笑い。

「今はタッチできへんけど、いつかJAMの皆さんとタッチできたらいいな」(河野)という思いを込めたという同曲。木全と金城碧海は、歌詞を見て河野作であることに気づいたのだそう。

「純喜くんらしさが出てる。歌詞を書いてるっていうのは小耳に挟んでて、まさかそれが通ってると思わなくて、すごいと思った。うれしかった」(木全)と、メンバーを誇るような言葉。「聴いたよって人ー?」と川尻蓮がJAMに尋ねると、誰よりも高々と、金城が手を挙げていた。

同曲の「RECORDING FILM」を観るため、二手に分かれて床に座るメンバーたち。偶然にも、上手側では両端の與那城と川尻が片膝を立ててシンメトリーに、下手側では、同じく両端の木全と大平があぐらで同じ姿勢になっていた。メンバーも初見だという映像ながら、鶴房が歌うシーンを観て、全員が「かわいい!」と大盛り上がり。長く時間を過ごすうち、感性や笑いのツボが似てきたのだろうか。

JO1|’Touch!’ RECORDING FILM

20歳を迎える豆原一成へのサプライズ

つづいて、JAMからJO1への「絆メッセージ」を紹介するコーナー。はじめこそ、メッセージが貼られたボードの前に立たない配慮が見えたメンバーたちだが、次第にボードにしがみついたり、しゃがみこんだりと読むのに夢中だ。その間も、川西の背中に佐藤が軽く体重を預けたり、佐藤の背中に木全が手を乗せたりと、仲のよさが垣間見える。

会場に設置されていた「KIZUNAボード」 (c)LAPONE ENTERTAINMENT
会場に設置されていた「KIZUNAボード」 (c)LAPONE ENTERTAINMENT

ツイッターのコメントに対して胸に手を当て、礼をする川尻の所作が美しい。同コーナーは白岩が進行、「Move The Soul」の曲振りは鶴房が担当した。これまでは與那城が進行を務めることが多かったが、メンバーの積極的な姿勢や発言からも、グループの成長が感じられた。

『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

オリコンデイリーアルバムランキングの発表前には、ほんの少し緊張した面持ちを見せた彼ら。「1位」が発表されると、笑顔ののち安堵し、JAMに深く礼をした。

『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

さらに5月30日に20歳の誕生日を迎える豆原のお祝いでは、川尻が豆原の肩を抱いてセンターへ促すと、その背中を大平がそっと押し、木全が優しく手を引く。豆原は「20歳になった豆原一成と、JO1を見守ってくれたらいいなと思います」と、落ち着いたコメントを届けた。

『JO1 2ND ALBUM「KIZUNA」リリース記念イベント』より (c)LAPONE ENTERTAINMENT

川尻蓮、目に涙を浮かべ「このために生まれてきたんだな」


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新 亜希子

(しん・あきこ)エンタメ系ライター。音楽・アイドル・映画を中心に、インタビューやレポート、コラムやレビューを執筆。『シネマトゥデイ』『リアルサウンド』『日経エンタテインメント!』ほか。

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