寒空に薄着の衣装の謎は…“着たい欲”が最優先!『着せ恋』ヒロインらも参戦したコスプレイベント潜入レポート
三重県桑名市の遊園地「ナガシマスパーランド」にて、定期的に行われているコスプレイベント『長島スパコス』。2022年3月6日には第4回『長島スパコス2022春』(以下、スパコス)が開催された。
大勢のコスプレイヤーやカメラマンが駆けつけ、大盛り上がりとなった。そんな同イベントを取材し、撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、レポート記事と併せてお届けしよう。
コロナ期間中から用意してきた衣装をついにお披露目!
『スパコス』といえば、遊園地エリアで自由に写真撮影ができるのはもちろん、衣装を着たままアトラクションに乗れたり、コスプレパフォーマーによるダンスステージも楽しめたりと、コスプレファンにはたまらない見どころが満載のイベント。
このたびの第4回『スパコス』開催当日は風が強く、やや肌寒い一日だったが、参加者の中には薄着の衣装で撮影&交流を満喫するレイヤーもちらほらいて、各所に撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
この時期のイベントであれば、無理をせずに暖かい服装を選ぶレイヤーが多いものだが、彼女たちはなぜ、薄着の衣装を選んだのだろうか? 理由を聞いてみたところ、コロナ禍により2年近くコスプレ活動を休止していたそうで、「久しぶりのイベント参加になるので、自粛期間中に用意して“解禁になったら絶対、一番最初に着る!”と決めていた衣装を持ってきたんです。着るならもう少し暖かくなってからのほうがいいかな……とも思いましたが、結局“着たい欲”のほうが勝りました(笑)」とのこと。
また会場には、友達同士で集まり“併せ”(同じ作品のキャラクター同士で集まり、集合写真の撮影を行うこと)を楽しんでいたグループも大勢いて、取材撮影を相談したところ快く対応してくれただけでなく、「コロナ禍以降、どのイベントも参加人数が大幅に制限されたり、チケットが抽選になったりして、友だち同士でそろって参加できる機会が減ってしまって……。今回は久しぶりに、全員そろって遊びに来られたので、一番好きな作品で併せを楽しむことにしたんです」といった話も聞かせてもらえた。
その一方で、現地でたまたま出会った同じ作品のレイヤー同士で併せを楽しんでいたグループもいて、そうした一期一会があるのもコスプレイベントならではの醍醐味のひとつといえるだろう。
ちなみに、参加レイヤーたちの衣装を作品別に見てみると、“コスプレ”を題材にした人気コミック『その着せ替え人形は恋をする』(2022年1月よりテレビアニメも放送)や、4月8日よりNetflixにて配信開始となる『TIGER & BUNNY 2』、5月20日より公開予定の映画『五等分の花嫁』など、実に多彩。さまざまな人気作品のキャラクター(に扮したレイヤー)が一堂に会し、終了時間ギリギリまで各所で撮影を楽しむ姿が見られた。
コスプレが楽しめる今後の催しとしては、4月29日・30日に『ニコニコ超会議2022』(会場:幕張メッセ、4月23日~30日にかけてオンラインでも開催)など、今後もさまざまなイベントが控えている。
果たして、各会場ではどのような作品のコスプレに人気が集中するのか。そうした点にも注意しつつ、最新のアニメやゲーム、コミックをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
【関連】『コミックマーケット』で取材・撮影したコスプレイヤーの写真ギャラリー(30枚)
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR