『真犯人フラグ』5話を考察。朋子の暴走、望月のホクロ、太田黒の嫉妬が鍵を握る

真犯人フラグ5話

文=米光一成 イラスト=たけだあや 編集=アライユキコ


日曜ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ)第6話が、11月21日よる10時半から放送。菱田朋子(桜井ユキ)はコロコロで暴走、望月鼓太朗(坂東龍汰)のホクロの位置の謎、太田黒芳春(正名僕蔵)の嫉妬の表情など、ほのめかしだらけで謎は深まるばかりだ。物語を振り返り、いくつかのポイントと構造から考察をしていきたい。『あなたの番です』(日本テレビ)考察の先駆チームである米光一成とたけだあやが再タッグを組んで考察する連載の5回目(5話までのネタバレを含みます)。

【関連】『真犯人フラグ』『最愛』二大考察ドラマの謎を比較。真帆は犯人じゃないし、優は犯人じゃない


「真犯人フラグ」第5話ネタバレあらすじ

真帆(宮沢りえ)、光莉(原菜乃華)、篤斗(小林優仁)が失踪して、相良凌介(西島秀俊)は部屋でひとりぼっちだ。
窓ガラスを突き破ってサッカーボールが飛び込んでくる。
凌介は、驚き、サッカーボールを見てさらに驚く。篤斗のサッカーボールだ。瑞穂(芳根京子)は、団地の4階の窓にサッカーボールを蹴り入れられるのはサッカー経験者なんじゃないかと考える。
瑞穂と電話している最中、凌介は路上で得体の知れないドロドロとしたものをかけられる。「ふるんふるんゼリー」だったので無事だったが、とうとう正義の人々は、凌介を悪だと見なし、直接的な危害を加え始めた。

相良家に押し入る菱田朋子。コロコロで掃除し始め、凌介が止めようとしても、凌介の体すらもコロコロする始末。いよいよストーカー的な不気味さが全開になってきた。

真犯人フラグ相関図2
主要登場人物相関図。イラスト/たけだあや

YouTuberぷろびんは、凌介が家族の年末旅行を失踪直前にキャンセルしたことを暴露。旅行に行けなくなることが分かっていたからキャンセルしたのだと、またも凌介の自作自演説を煽る。篤斗がサッカーで10番になって強化合宿に参加するために旅行中止にしたのだと凌介は説明する。だが、そんなことを知る由もないネット上の正義の人たちは「ケチ旦那」と炎上祭りである。

冷凍遺体の情報を流したアカウントを一星(佐野勇斗)が突き止める。「アフロディーテの下僕」というアカウントだ。「アフロディーテの下僕」のツイート「勝つのは僕の愛だ。奴は卑劣なLiar。拭いて涙、取り戻すこの手に宝。待っててForever Lover。」をしっかりラップ調に読み上げ、これは凌介と瑞穂の仲を嫉妬しているのではないかと推理。

バー「至上の時」を出た凌介を、ぷろびんとカメラ担当の町山(遼太郎)が直撃する。小学校の卒業アルバムを見せて、当時の友人が反社会勢力の幹部であり、そいつとつながっているという暴論を強要する。が、一星が駆けつけ、肖像権侵害で訴えると反撃し、ぷろびんと町山は退散する。

会社からの帰り道、凌介は何者かによって車道に突き飛ばされる。瑞穂が引き戻してくれて助かるが、命の危険性も出てきた。凌介は、突き飛ばされて、気づく。ドラレコの映像に映る傘を持つ女性は、真帆じゃない。なぜなら、真帆は、篤斗を車道側に歩かせないからだ。

翌朝、凌介は菱田朋子の家に料理の容器を返却に行く。そこで目に入ったの女性が差していたあの傘女性がさしていたあの傘が、そこにあるのだ。
広げていた傘を下ろすと、そこには目を見開いた菱田朋子が!

炊飯器旦那を救いたい

凌介を押したのは誰で、瑞穂は何故助けることができたのか

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米光一成

米光一成 (よねみつかずなり)ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学教授/日本翻訳大賞運営/東京マッハメンバー。代表作は『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』『BAROQUE』『はっけよいとネコ』『記憶交換ノ儀式』等、デジタルゲーム、アナログゲームなど幅広くデザインする。池袋コミュニティ・カレッジ..

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