『真犯人フラグ』『最愛』二大考察ドラマの謎を比較。真帆は犯人じゃないし、優は犯人じゃない

真犯人フラグ4話

文=米光一成 イラスト=たけだあや 編集=アライユキコ


日曜ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ)第5話が、11月14日よる10時半から放送。今期の考察ドラマの二大巨頭といえば『真犯人フラグ』と『最愛』(TBS)だろう。どちらも、考察記事や考察動画で盛り上がっている。だが、『真犯人フラグ』と『最愛』のドラマの構成、謎の示し方は、大きく違い、対照的だ。どのように違うのかを比較し、さらにそれぞれのドラマを考察していこう。『あなたの番です』(日本テレビ)考察の先駆チームである米光一成とたけだあやが再タッグを組んで考察する連載の4回目(『真犯人フラグ』『最愛』4話までのネタバレを含みます)。

【関連】『真犯人フラグ』3話を考察。一星(佐野勇斗)が犯人だと『ピエールとライオン』が暗示しているのか、それとも?


「真犯人フラグ」第4話ネタバレあらすじ

凌介(西島秀俊)の家族が失踪。友人の河村(田中哲司)が編集長をやっている『週刊追求』のネット記事で情報を集めようとする。「#炊飯器失踪」で話題が拡散。だが、YouTuberぷろびん(柄本時生)をはじめとする悪巧みネット民たちのせいで誹謗中傷が拡散し、凌介の勤める亀田運送にはクレームの電話が殺到する。
しかも、凌介が妻の真帆(宮沢りえ)の保険人の受取人になっているという情報も悪意のもとに拡散し、凌介は記者会見することに。
会社の部下、瑞穂(芳根京子)と記者会見の練習を行う。
「どうしてそんなに折れないでいられるの?」と聞く凌介に、瑞穂は「負けたくないんだと思います。他人の悪意に」と答える。

真犯人フラグ相関図2
主要登場人物相関図。イラスト/たけだあや

記者会見で、凌介は報道陣からの質問にていねいに答えていく。記者会見は疑惑を払拭できそうないい雰囲気で進んでいたが、最後に爆弾が落とされる。
「炊飯器旦那の不倫現場発見」という画像だ。事件当日に凌介が駅のホームで陽香(生駒里奈)から急に親しげに接近されて、人違いだったという状況を撮影されたものだった。
凌介はきっぱりと否定。

「私は記者のみなさんを信用しています。みなさんがご自身で調べられたうえでの質問でしたら、わたしも根拠を示してしっかりと答えたいと思います」
だが、第2の爆弾、亀田運輸に運び込まれた冷凍遺体についての質問が投下される。ぷろびんが、情報提供者から得たネタを動画でアップしたのだ。結局、亀田運輸は大炎上。凌介は出社停止を命じられる。

不倫現場として写真を投稿したのは、「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」。さらに、ローファーが埋められていた情報を流した「をんぬむ」と同一人物だと、ベンチャー企業「プロキシマ」の社長・一星(佐野勇斗)は言う。
凌介が、帰宅すると、窓ガラスを割って、サッカーボールが飛び込んでくる。
篤斗(小林優仁)のサッカーボール!?

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『真犯人フラグ』真帆は犯人じゃない


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米光一成 (よねみつかずなり)ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学教授/日本翻訳大賞運営/東京マッハメンバー。代表作は『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』『BAROQUE』『はっけよいとネコ』『記憶交換ノ儀式』等、デジタルゲーム、アナログゲームなど幅広くデザインする。池袋コミュニティ・カレッジ..