『真犯人フラグ』3話を考察。一星(佐野勇斗)が犯人だと『ピエールとライオン』が暗示しているのか、それとも?

真犯人フラグ:イラスト/たけだあや

文=米光一成 イラスト=たけだあや 編集=アライユキコ


選挙特番で1回休みだった日曜ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ)第4話が、11月7日よる10時半から放送。『あなたの番です』(日本テレビ)考察の先駆チームである米光一成とたけだあやが再タッグを組んで考察する連載の3回目(3話までのネタバレを含みます)。

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「真犯人フラグ」第3話ネタバレあらすじ

今季は『最愛』(TBS)と『真犯人フラグ』が、「考察して楽しめ」系の謎が謎呼ぶ展開のドラマだ。
『最愛』は時間軸を往復させながら、隠していた事実を少しずつ明かすことで観る者の興味を引きつける。
一方で『真犯人フラグ』は、どういう意図で謎を配置しているのだろうか?
どうやら、謎を仕掛ける構造にこそ、今回の『真犯人フラグ』の犯人を探す手がかりがあるのではないか?

ローファーが突き出ていたので、新居の基礎コンクリートの掘り起こし作業が始まる。
死体は出てこず、あったのは片方の靴のみだった。だがDNA鑑定の結果、ローファーは光莉(原菜乃華)のものだと判明。

瑞穂(芳根京子)がドライブレコーダーの映像から篤斗(小林優仁)を発見する。近くにいる女性は傘で顔が見えない。だが、赤と白の独特な柄の傘は、凌介(西島秀俊)が真帆(宮沢りえ)にプレゼントしたものと同じだ。

凌介は見知らぬ男から『ピエールとライオン』という絵本を渡される。挟まれた紙片から推理してコンタクトを取ると、ベンチャー企業『プロキシマ』の社長・一星(佐野勇斗)が現れる。一星は「光莉さんとお付き合いしてます」と言い出す。凌介はショックを受けてしどろもどろ。
光莉にはストーカーがいたが、自分が追っ払ったというエピソードを一星は語る(あくまでも彼が語ったことなので、それが真実かどうかは解らない。実は、一星がストーカーだったという展開もあり得るのではないか)。

YouTuberのぷろびん(柄本時生)が、学生時代に凌介が書いた小説を入手。その小説が“犯人が事件の遺留品を埋める”という内容なのだ。ぷろびんは、凌介犯人説を動画で煽りまくる。マスコミの報道も加熱し、亀田運輸カスタマーサービス部に嫌がらせと苦情が殺到する。

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カップル専用アプリでつながっていた一星のスマホに、光莉の居場所を示す通知が来る。場所は、群馬県の山奥。凌介、瑞穂、一星の3人は、通知の場所を目指す。トンネルの奥に光莉のスマホを発見し、その後の捜索で、真帆の結婚指輪も発見される。

誰かが部屋でお経を流し、遺影に手を合わせている。戒名は“簒奪院盗幸不和離苦信士”。遺影の写真は凌介である!(戒名に「簒奪」「盗」という文字があるのは、凌介が小説家志望だったことを考えると「盗作」されたと考えている人物が、凌介を恨んでいるのではないか)

ピストルを突きつけられる凌介


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米光一成

米光一成 (よねみつかずなり)ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学教授/日本翻訳大賞運営/東京マッハメンバー。代表作は『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』『BAROQUE』『はっけよいとネコ』『記憶交換ノ儀式』等、デジタルゲーム、アナログゲームなど幅広くデザインする。池袋コミュニティ・カレッジ..