コロナ禍、家で1人飲みコールし気づく。「私は大好きな人と飲む酒が大好きなんだ」|納言・薄幸の酔いどれコラム#3


インスタライブで知った、“人の優しさ”と“新しい交流方法”

そんな中、尼神インターの渚さんからLINEが来た。

“おい!ワテとインスタライブやれや!おんどれ、はよインスタ登録せーや!”

正確なLINEのやり取りは覚えてないけど、記憶が正しけりゃ、そんな感じの冗談みたいな関西弁でLINEが来た気がする。冗談みたいな関西弁の人の誘いを断ったら、もちろん袋叩きにされるので、すぐに登録した。

渚さんと初のインスタライブで、初のオンライン飲みをしてみた。

泣けた。

泣ける位楽しかった。

画面を通してだけど、好きな先輩と久しぶりに飲めた様な気がした。

インスタライブは、観ているファンの人からのコメントを読む事が出来る。ライブが出来ず中々ファンの人と会う事が出来ない今、こんな交流の仕方もあるんだ。そして、こんなに私の事を知ってくれている人がいる事にも驚いた。

なるべく多くのコメントを読み、どんな質問にも答えてあげる渚さんの姿を見て、心から優しい人だという事を改めて感じる事も出来た。

緊急事態宣言が無かったら、これも経験出来なかっただろう。

1回目が解除されたその後も、何度か訪れた緊急事態宣言。今まで当たり前に出来ていた事が出来なくなり、我慢我慢の連続。でも緊急事態宣言によって、人のありがたみみたいなものに気づく事が出来たと感じる。

コロナが終息して、時間を気にせず一緒に酒を飲みながら、仲間の優しさに直接触れる事が出来る日、ファンの人とライブで直接交流出来る日が来る事を、心から待ち侘びている。

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