Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)で開催された「GReeeeN or Green Day」と緑まみれのキセキ

2021.5.19
cnann0

文=かんそう 編集=鈴木 梢


とんでもない放送だった。5月11日放送の『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 (ZERO)』、その中で突如として開催されたクイズ「GReeeeN or Green Day」は、音楽の楽しみ方の常識を変えかねない、まったく新しいスタイルのイントロクイズだった。

ルールは「キセキ」「愛唄」などで知られる4人組ボーカルグループ「GReeeeN」と、アメリカを代表するロックバンド「Green Day」、この名前が似ているという共通点を持った2組のどちらかの曲を流し、それがGReeeeNかGreen Dayかを当てるというもの。

かつてないほどの「GReeeeN or Green Day」熱戦

事の始まりは、冒頭の恒例コーナー「ヒップホップニュース」。「ウータン・クランのメンバーを装って詐欺をしていた男がいる」というニュースを紹介した流れで、「もし自分たちがミュージシャンのフリをするなら誰がいいか?」という話題に。「正体が明かされていないGReeeeNが一番イケる」という結論になったのだが、DJ松永が「GReeeeNってバンドじゃないの?」とGReeeeNのことを何も知らないことが発覚し、R-指定が「お前もしかしてGreen Dayと間違ってる?」と名前の似ているアメリカのロックバンド「Green Day」を出したことで、松永が両者の違いがわかっていることを証明するため始まった。聴いているこっちも最初はマジで趣旨がわからずなんだこの珍味回と思ったのだが、

「デデレッッ!デレレレレデデレッッ!!」
と、1問目のイントロが流れると、R「これGReeeeNでしょ」松永「これはGreen Dayです」といきなり意見が分かれ、
R「この感じはJ-POPバンドっぽいやんな……?」
松永「たしかに……これたぶんGReeeeNだわ……」
R「コレッ……いや……ちょっと待って!?」
松永「でも打ち込みっぽくない……?いや打ち込みっぽくないか……なんか軽くない?」
R「松永さんGreen Dayやんな?俺GReeeeNな?」
松永「俺もGReeeeNの気がしてきたんだけど?……いやこれGreen Dayだな!」
R「いやこれGReeeeNやな!」
松永「え!?かき鳴らしてるよ!?こんなイントロ長いGReeeeN!?」
R「いやあり得るあり得る……はい、GReeeeN!!っしゃアアア!!オラァ雑魚が!何年音楽やってんねん!」
松永「俺もう帰るからァ!!つまんねぇ!つまんねぇ!!」

と、異常なまでの盛り上がり。音楽性もまるで違うはずの2組の楽曲が「よく知らない」というフィルターを通すことでクイズとして絶妙な難易度を生み出していた。

GReeeeN_キセキ
ちなみに問題に登場したGReeeeNの「ルーキーズ」は、「キセキ」に収録されている

つづく2問目は、「このギターの歪ませ方はGreen Dayです。さっきの処理はJ-POPでしたね。ミックスの処理がね!?プロはわかるんですよ、ディストーションがね?」と鬼の勢いで解説をし松永がDJ世界一の意地を見せ、3問目もR-指定が「これはGreen Day!」と断言するも、完全に火の点いた松永が「……これね……そう思うでしょ?これGReeeeNです」と数分前まで「GReeeeNってバンドじゃないの?」と言っていたのが嘘のようにGReeeeN有識者の顔をする松永。その読みどおり正解はGReeeeN、しかもまさかのR-指定が「知っている曲」という屈辱的展開に、

R「終われっかよこのまんまでよォ!?GReeeeNとGreen Day間違うたまんまでよ、終われるか!?」

とボルテージがMAX。ミックスや音像の違いなど理論をもとに探る松永と、あくまで己の感覚を信じるR-指定という、真逆の推理スタイルで互いに正解を連発。イントロクイズ史上かつてないほどの熱戦を繰り広げていた。

さらに偶然が重なって起きた”緑まみれ”のキセキ

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