さらば青春の光Official Youtube Channel
ニューヨークと双璧をなすゲスさを見せるのがさらば青春の光。特筆すべきはその「企画力」。ふたりのメールアドレスを自分のTwitterに晒して何通メールが来たかを競い合う、5本のうち4本が超低評価の映画の中からそれぞれ1本ずつ選び視聴するなど、どれも絶妙にエグみのある企画が満載。
特に自分たちの名前をエゴサーチしてよりキツい誹謗中傷、罵詈雑言を見つけたほうが勝ちの「エゴサじゃんけん」は、本当に彼らはなんのためにやってるのか、そしてさらばを好きで観ているはずの我々はなぜこんな企画を観せられているのか、わけがわからなくなり軽いトランス状態に陥る。
ミルクボーイ公式チャンネル
彼らの劇場ネタはもちろん最高なのだが、ふたりの漫才を「音のみ」で堪能することができる『おやすみミルクボーイ』に脳が溶ける。
これまではふたりがどこかに集まってその場で漫才をしていたようなのだが、コロナ禍になってからはソーシャルディスタンスなのか電話で漫才をしている。いつもと違うふたりのリラックスした声のトーンに、雑音混じりのリアルな通話音質、時折入る環境音など、まるで耳元で囁かれているような感覚に陥る。普段のネタのテンションを知っているからこそ、無駄によい声で囁きながら繰り広げられる漫才が数倍おもしろくなる。眠れない夜にぜひ聴いてほしい。
しもふりチューブ
霜降り明星『しもふりチューブ』。ふたりの好きなものについて話すだけの回や、昔流行ったゲームをただプレイするだけの回など、どの企画もふたりの仲のよさとおもしろさに一発でファンになること間違いなし。
個人的にとにかくオススメしたいのが、粗品のギャンブル企画。大のギャンブル好きで知られる粗品が競馬、競輪でガチの勝負をする。賭け額の大きさが尋常じゃなく、5万円や10万円は当たり前、特に先日行われた安田記念、宝塚記念では合計104万円(52万円×2)を賭けて壮大に爆死していたのには腹筋がちぎれるほど笑ってしまった。
そして、そのおもしろさをさらに増幅させているのがせいやのコピー能力。安田記念、宝塚記念の実況、馬の動きを完全再現しており、元のレースを知れば知るほどその完コピっぷりに驚愕する。
ララチューン
最後に紹介したいのが、フリー芸人としてお笑い界に新風を巻き起こしているラランドの『ララチューン』。
そのすごさは言わずもがなだが、特に度肝を抜かれたのが「作品を見ないで解説する」シリーズ。特に第2回目の『鬼滅の刃』では、わずかなキーワードからどんどんストーリーがあらぬ方向に発展していくのだが、ふたりの発想力とツッコミが冴え渡り、その作品を知っているほどおもしろさが爆発する。
また、最近では『ニシダ(長所なし)の就職面接』企画が最高。大学に6年通って高卒になったニシダという男の底知れぬおもしろさを存分に味わうことができる。
今回紹介したほかにもお笑い芸人のおもしろいチャンネルはたくさんあります。ぜひ自分だけの心のYouTubeを見つけてみてはいかがでしょうか。
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