當真あみ「ずっと来てみたかった場所」夏の等々力を歩く【撮影=圓井誓太|One Roll Time Machine 第4回】
使うのは、27枚撮りフィルム1本。やり直しのきかない撮影だからこそ、そこには一度きりの時間が映される。
注目の若手写真家・圓井誓太と気鋭の俳優が、27枚撮りの写ルンです1本をノーカットで撮り下ろす写真連載「One Roll Time Machine」。
第4回に登場するのは、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』、『終点のあの子』などで主演を務め、10月28日には2nd写真集『My Tale』(文藝春秋)を発売する俳優・當真あみ。
8月のとある夏の日、緑豊かな等々力(とどろき)渓谷を歩いた。

一度は来てみたかった場所




















「ずっと来てみたかった場所なんです。数年前までは入れなかったので、いつかここを散歩したいと思っていました」
時折、川面をのぞき込み、蝉の鳴く音に耳を傾ける。俳優・當真あみは木々の間を吹き抜ける涼しい風を全身で浴びながら、等々力渓谷の道を歩いた。
彼女はもうすぐ20歳の誕生日を迎える。
「子供のころに思い描いていた“大人”のイメージとは全然違います。まだ今までの自分の延長線上にいるような気がして……。でも、昔に比べてひとりで行動することが増えました。そういう部分は、ちょっと大人になった気がします」
10代最後の年。初めてヨーロッパを訪れ、イギリスで写真集を撮影した。
「エディンバラもスコットランドもすごく街並みが美しくて、すべてが新鮮でした。大好きな映画『ハリー・ポッター』の舞台になったキングス・クロス駅も見ることができて、うれしかったです。街の空気に合わせて、普段の作品とは違う自分を写真集では見せることができました」
(とうま・あみ)俳優。2006年生まれ、沖縄県出身。2021年に企業CMでデビュー。翌年『妻、小学生になる。』(TBS)でドラマ初出演。主な作品に連続ドラマ『ちはやふるーめぐりー』(日本テレビ/2025年)、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』、『終点のあの子』などで主演を務める。2026年10月28日、全編イギリスロケでの撮影による2nd写真集『My Tale』(文藝春秋)を発売予定





