「ポイントは“太もものボリューム感”です」『ドラクエ3』女戦士、『FF8』リノア、『ライザのアトリエ』ライザら“ゲームヒロイン”レイヤーに聞いたコスプレのこだわり

2026.8.10
(左から)天音ありぃさん、ゆきさん、KURUMIさん

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


ニコニコ動画の世界観をリアルに再現した大型イベントであり、大勢のコスプレイヤーが参加することでも知られる『ニコニコ超会議』。その最新回である『ニコニコ超会議2026』で、人気ゲームのキャラクターに扮して撮影を楽しんでいたレイヤーたちにインタビューを実施。“衣装やメイクに対するこだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。

コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。

そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、QJWebでは2026年の上半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”を併せて紹介する。

本稿でピックアップするのは、千葉・幕張メッセで開催された『ニコニコ超会議2026』に参加していた、人気ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーたち。2日間で13万8228人が訪れた会場には、最新ゲームやアニメ関連のブースをはじめ、ボーカロイドやVTuberによるライブステージ、「歌ってみた」「踊ってみた」の参加型企画など、多彩なコンテンツが集結。

これらのブースやステージの企画に参加して、各種コンテンツを楽しんでいたコスプレイヤーも多く、取材を相談したところ、いずれのレイヤーも快く撮影に協力してくれた。

ちなみにゲームキャラのコスプレでは、スマートフォンゲームのほかにも『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』、『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』であったり、『ニコ超』開催時期にリリースされたばかりの『ポケモンチャンピオンズ』などが人気で、これらのタイトルのキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が大勢参加。終了時間ギリギリまで、各所に撮影のための列ができていたのが印象的だった。

「今回は衣装もウィッグも製作していただいたものなのですが、特にウィッグは思いっきり重力に逆らう造形。それでいて毛量自体は現実でもあり得るくらいのボリュームになっているのがポイントで、原作に近いシルエットを再現できました。こちらのウィッグのおかげで、グンと『ドラクエIII』の女戦士に近づけたと思っております」(『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』女戦士/KURUMIさん)

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』女戦士/KURUMIさん
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』女戦士/KURUMIさん

「スマートフォンゲーム『ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー』が好きで、同作に登場する『ファイナルファンタジーVIII』のリノアのコスプレをしました。友人に製作してもらった武器(ブラスターエッジ)のおかげで、すごく写真映えしたかなと思います。『DDFF』バージョンのコスプレも、いつか挑戦してみたいです!」(『ファイナルファンタジーVIII』リノア・ハーティリー/天音ありぃさん)

『ファイナルファンタジーVIII』リノア・ハーティリー/天音ありぃさん
『ファイナルファンタジーVIII』リノア・ハーティリー/天音ありぃさん

「せっかくライザのコスプレをするからには、一番の特徴である“太もものボリューム”を再現したくて。その一点を意識しながら体作りをがんばり、メイクも練習してきました」(『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』ライザリン・シュタウト/ゆきさん)

『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』ライザリン・シュタウト/ゆきさん
『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』ライザリン・シュタウト/ゆきさん

「小道具やアクセサリーが多いキャラクターなので、衣装を制作する際は細部までこだわりました。ボールホルダーやインカム、腕のゼンブイリングも自作しています。実際に装着したときに違和感が出ないよう、サイズ感や軽さも意識して設計しました。細かいパーツまで再現することで、キャラクターらしさをより引き出せたと思っています」(『ポケモンチャンピオンズ』トレーナー/るびぃさん)

『ポケモンチャンピオンズ』トレーナー/るびぃさん
『ポケモンチャンピオンズ』トレーナー/るびぃさん

「ふわふわな生地で、エンペルトらしい丸くてかわいいシルエットを再現しました。中にファンを入れて空気でふくらませる構造なので、見た目だけでなく涼しさや安全性にもこだわっています。視界や動きやすさもしっかり確保してあり、イベントでも安心して歩けるよう工夫しました。空気を抜けばコンパクトに折りたためて、キャリーバッグに入れて持ち運べるのもアピールしたいポイントです」(『ポケモンチャンピオンズ』エンペルト/リゥリゥさん)

『ポケモンチャンピオンズ』エンペルト/リゥリゥさん
『ポケモンチャンピオンズ』エンペルト/リゥリゥさん

「今回はメガスターミー7人そろっての併せでしたので、誰が誰だかわかるように、それぞれチャームポイントをつけたりして個性を出しています。ちなみに私の場合は、メガストーンを首からかけております。通気性のない衣装なので熱がこもらないように、中にハンディファンを仕込んでいるのもこだわったポイントです」(『ポケモンチャンピオンズ』メガスターミー/しゅのこさん)

『ポケモンチャンピオンズ』メガスターミー/しゅのこさん
『ポケモンチャンピオンズ』メガスターミー/しゅのこさん

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポートをお届けしていく。連載形式で順次アップする予定なので、今後の更新もぜひ楽しみにしていただきたい。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

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