神木隆之介・山之内すず・西川達郎監督から届いた「俳優・豆原一成」へ贈る3つの“声”

2025.10.25
神木隆之介・山之内すず・西川達郎監督から届いた「俳優・豆原一成」へ贈る3つの“声”

編集=森田真規


2025年5月に封切られた映画『BADBOYS -THE MOVIE-』での主演、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』出演などを経て、10月24日公開の最新作の映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』では市毛良枝とW主演を務めるに至った豆原一成。

俳優業は、輝かしい光を浴び続ける中で個性をアピールして、常に存在感を示さないといけないグローバルボーイズグループ・JO1とは、“別人になりきる”という真逆の活動だ。そして、活動を始めた当初からその演技力に定評があった「俳優・豆原一成」。

10月10日に発売された『Quick Japan』vol.180では、バックカバー&15ページ特集「俳優・豆原一成(JO1)光を背に、役を宿す」を実施。その特集にも掲載された、彼の撮影現場での一面を知る神木隆之介、山之内すず、西川達郎監督の3人からのコメントを転載する。

神木隆之介から俳優・豆原一成へのメッセージ

僕は『海に眠るダイヤモンド』で共演させていただきました。豆ちゃんは本当に優しくて素敵で、そして品格をお持ちの方です。ご自身の役に正面から向き合って考えて、そして監督から指示があったら柔軟に対応できる豆ちゃんを見ていて、本当にすごいなぁと思っていました。

豆ちゃんが演じたのは、僕の役に対して最初は信用していないところから始まり、徐々に信用して最後には受け入れるという役でしたが、撮影の順番がバラバラにもかかわらず変化していく過程も丁寧に表現されていて、「僕ももっとがんばらないと!」と刺激を常に受けていました

しかも、撮影が少しでも早く終われば「これからジムに行ってきます」と。ストイックすぎるでしょ! 筋肉やばいし。バキバキだもんね。そんなふうに素敵でいつも優しい豆ちゃんが、役者としても人としても大好きです! これからもいろんなことに挑戦し続ける豆ちゃんを応援しています! コンサートとかもがんばってください!

神木隆之介

神木隆之介
(かみき・りゅうのすけ)俳優。2024年、主演を務めたドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS)で豆原一成と共演

山之内すずから俳優・豆原一成へのメッセージ

豆原さんとはドラマ『超人間要塞ヒロシ戦記』で2年前に共演させていただきました。人間要塞という難しい役を持ち前のダンススキルを活かしてキレキレに演じ、現場で何度も拍手が起こっていたことをよく覚えています。

基本的に表情のない役柄なのでさまざまな苦労があったと思いますが、そんな姿を見せることなく堂々と演じられていて、普段のかわいらしい姿とのギャップに驚きました。ドラマ撮影とアーティスト活動でとんでもなく忙しいスケジュールにもかかわらず、終始愛嬌たっぷりな豆原さんにみーんな元気をもらっていました!

山之内すず

山之内すず
(やまのうち・すず)タレント。2023年、ドラマ『超人間要塞ヒロシ戦記』(NHK)でヒロシと恋の駆け引きをする、しずか役を演じた

西川達郎監督から俳優・豆原一成へのメッセージ

なによりも驚いたのは役をつかむ天性の勘のよさでした。原作マンガ『BADBOYS』を映画化するにあたり、主人公・桐木司の、もともとのヤンキー的なキャラクター性に、仲間や信じる価値観のために戦う「ヒーロー」的な側面を強調し加えて、キャラクターを作ったのですが、まめちゃんは初めての本読みのときから、その意図を明確に読み取って表現してくれていました。むしろ「ヒーロー」の部分が本人にハマりすぎるので、もう少しだけヤンキーに寄せてほしいと伝えたのを覚えています。

もちろん本読み前に脚本読解をしっかりやってくれていたのだと思いますが、こうした役のニュアンスを理解し表現するには、天性の勘のよさがなければできないと思います。現場でも細かな修正をすぐに反映したりと、持ち前の勘のよさを発揮し続けてくれました。

西川達郎監督

西川達郎
(にしかわ・たつろう)映画監督・脚本家。2025年、豆原一成が初主演を務めた映画『BADBOYS -THE MOVIE-』の監督を担当

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』

公開日:2025年10月24日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:豆原一成(JO1)、市毛良枝、酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利/長塚京三
監督:中西健二
脚本:まなべゆきこ
音楽:安川午朗
制作プロダクション:PADMA
原案:島田依史子『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』(講談社エディトリアル刊)
原案総責任:島田昌和
配給:ギャガ 
(C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」

バックカバー&15ページ特集「俳優・豆原一成」掲載の『Quick Japan』が発売中

『Quick Japan』vol.180バックカバー/撮影=梁瀬玉実
『Quick Japan』vol.180バックカバー/撮影=梁瀬玉実

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』(10月24日(金)全国公開)に、市毛良枝とともにW主演を務める豆原一成(JO1)が『Quick Japan』vol.180(10月10日(金)発売)のバックカバー&15ページ特集「俳優・豆原一成(JO1)光を背に、役を宿す」に登場。

さらに特集では、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の中西健二監督や同作で映画初出演を果たした福田歩汰(DXTEEN)が語る「俳優・豆原一成」の魅力、さらに豆原の過去の出演作の共演者や監督からのコメントも掲載。さまざまな側面から「俳優・豆原一成」に迫る。

『Quick Japan』vol.180/「俳優・豆原一成」特集より
『Quick Japan』vol.180/「俳優・豆原一成」特集より

強い光を浴びながら個性が求められるグループでの活動とは真逆ともいえる、自分とは異なる役になりきる俳優活動で豆原一成が考えていることとは──。

『Quick Japan』vol.180|バックカバー&15ページ特集「俳優・豆原一成(JO1)」

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