ジェラードンとネルソンズによるユニットライブ『ジェネレーソンズ全国ツアー2025』が、4月11日(金)の東京公演を皮切りにスタートした。コロナ禍で中止となったツアーを経て、今回は史上最大動員となる延べ6700人を予定。メンバーの故郷である愛知・北海道・福岡・山口・宮崎・大阪・島根を巡る。
今回は、そのツアー初日を飾った東京公演の模様をレポート。トーク内容、そして、この日限りの限定コラボを中心に紹介する。
オマージュを超えたオープニング映像に会場は大興奮
この日のライブは「ジェネレーソンズ」にかけて、GENERATIONSの「Diamonds」のミュージックビデオを完全オマージュしたオープニング映像で幕開け。上半身裸の状態で、赤のジャケットを羽織ったメンバーによる本気のGENERATIONSオマージュは、クールさとおもしろさを兼ね備えており、会場からはアーティストのライブさながらの歓声と笑いが合わさった声が上がっていた。
VTRが終わると、カラフルな電飾が光る中、ジェネレーソンズ5人が登場。ネルソンズの青山フォール勝ちは「なんか(アタック)西本さんの熱狂的なファンがひとり……」と、西本のソロ映像の際に歓声が上がったことについて言及。これには西本も「僕の時代です」と、誇らしそうに話した。
ちなみに、この日行われた東京公演のネタはオール新ネタ。ジェラードン、ネルソンズがそれぞれ3本ずつノンストップでネタを披露した。


まさかの本家GENERATIONSとユニットコント
2組のコント、合計6本が終わると「圧迫面接」をテーマとしたブリッジVTRが流れる。これは、「ジェネレーソンズの5人がもし圧迫面接を受けることになったとしたら」をテーマにした映像。面接官役からの容赦のないツッコミに時折ムッとした顔をする青山や、その様子を見て笑いをこらえられなくなる岸健之助の表情に会場は笑いの渦で包まれていた。
そして、ジェネレーソンズのユニットコントの1本目では、5人のキャラを活かしたドタバタ劇を披露。それぞれのキャラが確立された2組だからこそ表現できる世界観に会場では大きな笑い声が起きた。
そして、再び流れたブリッジ映像のあとでは、なんとGENERATIONSの白濱亜嵐と中務裕太が出演することを発表する映像が! これには、会場も驚き。まるでアーティストのライブのような大きな歓声が上がった。
披露された一夜限りのコラボレーションネタのテーマは「ダンサーオーディション」。白濱がプロデュースするオーディションが舞台で、青山がともに審査。ダンスに定評のある中務、服装こそキッズダンサーのようだがレベルの高いパフォーマンスで魅せるかみちぃ、フレディ・マーキュリーのような服装でセクシーに表現する自称・20歳の西本、真っ赤なジャージ姿で「好きな人は、大切にします!」と宣言してからコミカルにダンスする和田まんじゅう、リーゼント姿が目を引く岸の順でダンス。4月7日(月)にデジタルリリースされた白濱亜嵐プロデュースによる、GENERATIONSの新曲「Two Steps Back」を思い思いに表現すると、会場からは拍手と笑いが巻き起こっていた。


「お笑いのお客さんって、こんな声出るの!?」
すべてのコントが終わり、迎えたエンディングトークには、白濱と中務を含めた7人で登場。
これには西本も「一番盛り上がってんじゃん!」とコメント。ほかのジェネレーソンズメンバーも「お笑いのお客さんって、こんな声出るの!?」と、いつもは起こらない歓声に驚いた。
ちなみにジェネレーソンズによる“オマージュ”は本家・GENERATIONSにまで届いていたようで、「存在は知っていました。(事務所がある)中目黒まで届いていました」と白濱。そして「せっかくなら一緒にやりたいなと思っていたので、うれしいです!」と声を弾ませた。
お笑いファンであり、和田のキャラ“うんこマン”がお気に入りだという中務が、その動きをマネするひと幕も。これにはメンバーも大興奮した。

また「次はぜひ我々が向こう(GENERATIONSのライブ)に……」と話題が上がると、白濱と中務は笑顔で歓迎。しかし、西本は「僕らがライブの最後に出たら、ブーイングですよ」とツッコみ、観客からは笑いが起こっていた。
ちなみに、本番前には7人で映像も撮影したそう。その様子は、今後の『ジェネレーソンズ全国ツアー2025』で見られる予定とのこと。ツアーは今後、愛知・北海道・福岡・山口・宮崎・大阪・島根を回る。まだまだ後半日程を中心にチケットにも余裕があるそうなので、気になる方はぜひともチェックしてほしい。

『ジェネレーソンズ全国ツアー2025』
【東京】
日時:4月11日(金)18:45開場/19:30開演
場所:有楽町よみうりホール(千代田区有楽町1-11‐1 読売会館7階)
【愛知】
日時:4月26日(土)15:45開場/16:30開演
場所:中日ホール(名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6階)
【北海道】
日時:5月16日(金)17:15開場/18:00開演
場所:札幌共済ホール(札幌市中央区北4条西1-1 共済ビル6階)
【福岡】
日時:5月31日(土)20:00開場/20:15開演
場所:よしもと福岡 大和証券劇場(福岡市中央区地行浜2-2-6)
【山口】
日時:6月1日(日)15:45開場/16:30開演
場所:下関生涯学習プラザ 海のホール 大ホール(下関市細江町3-3-1)
【宮崎】
日時:6月14日(土)15:45開場/16:30開演
場所:メディキット県民文化センター 演劇ホール(宮崎市船塚3-210)
【大阪」
日時:6月29日(日)19:00開場/19:30開演
場所:なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前11-6)
【島根】
日時:7月13日(日)15:45開場/16:30開演
場所:島根県民会館 大ホール(松江市殿町158)
<料金>
前売4,500円/当日5,000円 ※配信なし
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