JO1、INI、DXTEENが所属するLAPONEエンタテインメントおよびME:I、IS:SUEが所属するLAPONE GIRLSが、所属アーティスト5グループによる合同ライブ『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』を2025年1月31日から2月2日にかけて東京ドームにて開催する。これに際し、9月4日に都内にて記者発表会が行われた。

会見には、出演5グループを代表して“長男”JO1のメンバー11名が登壇したほか、LAPONEエンタテインメント／LAPONE GIRLS代表取締役社長の崔信化氏、NTTドコモの櫻井稚子氏、三井不動産特別顧問／東京ドーム代表取締役会長CEOの北原義一氏が出席。和やかなムードの中、『LAPOSTA 2025』のプレゼンテーションやトークセッションが繰り広げられた。

世界中に笑顔と幸せを届けるイベントに

『LAPOSTA』は2023年に初開催された、LAPONE所属アーティストが総出演するライブイベント。3度目となる今回は、「ADVENTURE OF HEARTS」をコンセプトに東京ドームシティ全体をジャックして行われる。東京ドーム3デイズという大規模ライブを中心に、周辺施設を巻き込んださまざまな企画を実施。約1週間にわたって東京ドームシティが『LAPOSTA』一色となる大型イベントだ。

このことについてJO1の川尻蓮は「前回、前々回もすごく大きな会場でやらせていただいたんですが、今回は東京ドームということでかなり会場も大きい。僕たちも今からワクワクですし、来てくださるみなさんも最後まで楽しんでいただければ」とコメント。これを受けて佐藤景瑚が「よりパワーアップしてやっていこうかなと」と意気込み、おもむろに「パワーアップしたところを見せたい」とジャケットを脱いで肉体美を披露し始めるひと幕も。そして豆原一成が「今回は3グループだけじゃなく、ME:IとIS:SUEも合わせた5チームで盛り上げていけたら。がんばります！」とさわやかにまとめた。

「『LAPOSTA』を通じて世界中に笑顔と幸せを届けていきたい」と語った崔社長の言葉については、與那城奨が「まずはJO1というものを知ってもらいたい。国内だけじゃなく海外の人にも知ってもらえるいいチャンスだと思っています」と目を輝かせる。河野純喜も「僕たちは、社長やスタッフも含め“Go to the TOP”を掲げて一番上を目指してがんばってきた。世界への思いはメラメラ、ひしひし伝えていきたいなと思います」と独特の表現で闘志を燃やした。

目標は“101万人”

前述のとおり、会期中は東京ドームシティ全体が『LAPOSTA』一色となる。崔社長は「これはおそらく国内でも例を見ないことですし、（東京ドームシティを運営する）三井不動産さんとしても初めての試みと聞いております」とその革新性に自信をのぞかせ、さらに「期間中の来場者数は100万人を……いやすみません、101万人を目指していきたいと思います」と彼らを生んだオーディション番組『PRODUCE 101』にちなんだ数値目標を宣言した。

東京ドームシティ内では1月27日よりJO1とINIのメンバーによるプロデュースイベントも開催。具体的な内容についてはこれから詰めていく段階だといい、大平祥生が「今まで以上に話し合いをして、僕たちもたくさんアイデアを出していけたら」と意欲を語る。その一方で白岩瑠姫は「社長が前髪を上げて眉毛を描いてるなんて、オリンピックぐらい珍しいことだと思うんで」と崔社長のおめかしをイジって笑いを誘いつつ、「また新たなメンバーの姿が見られると思うので、僕自身も楽しみです」と期待を煽った。

そこへ金城碧海が「大がかりなこともできますよね。東京ドームシティ全体でかくれんぼとか」と大胆かつ具体的な施策を提案すると、木全翔也は「僕たち本人が隠れるのは難しいかもしれないけど、サインとかを隠しておいて、見つけてもらうのも楽しいかもしれないですね」と現実的な方向にアイデアをふくらませる。さらに「東京ドームシティにハンターを放ってもいいかもね」と鬼ごっこ要素を加味した佐藤案なども提示された。

そして“101万人”という来場者目標については、鶴房汐恩が「5組のSNSフォロワーの方を全員呼んだら達成できます」と涼しい顔で主張。メンバーらへ周知活動の活発化を促した。

豆原「子供たちの夢が実現できたらと思うとすごく楽しみ」

『LAPOSTA 2025』にトップパートナーとして参画するNTTドコモの櫻井氏からは、「子供たちの夢を応援する」施策のひとつとして映像配信やチケットプレゼントなどの実施が告げられた。これに関して豆原は「僕もすごく田舎育ちで、夢を見つけづらい環境だった。このようにネットを通じて、ドコモさんを通じて子供たちの夢が実現できたらと思うとすごく楽しみです」と述懐。川尻は「僕たちはオーディションを経てデビューしましたが、そのオーディションも支援があったからこそできたこともでもある。そういった機会が増えることは子供たちのためにもなりますし、きっと僕たちのためにもなる」と笑顔を見せた。

会場となる東京ドームシティを運営する三井不動産／東京ドームの北原氏からは、「この素晴らしい企画に東京ドームをご利用いただくこと、大変感謝申し上げます。PayPayドームや京セラドーム、エスコンフィールドでなくて本当によかったなと（笑）」と冗談交じりに感慨が語られる。JO1をはじめとする出演アーティストへ向けては「遠慮することなく、思いきり暴れていただきたいと思います。そして東京ドームシティの新たな歴史を作っていただければ」とエールを送った。

最後に與那城から、改めて「こういった大きなイベントができるなんて、デビューしたころは想像がつかなかった」との感慨が述べられる。「LAPONEも家族が増えてきて、5チームでひとつのものを作り上げられるのは本当にうれしい。先ほど『暴れていただきたい』というお言葉もありましたので、全力で暴れさせていただきたいと思います」と力強く語った。これを受けてすかさず「暴れていいんですか？」と再びジャケットを脱ごうとする佐藤に「違う違う違う」と総ツッコミが浴びせられたのは言うまでもない。

そして崔社長が「関係者の皆様、LAPONE所属アーティスト全員が集結し、ファンの皆様と一緒になって作り上げる『LAPOSTA 2025』は、まさにひとつの船に乗って進む大航海です。心から楽しんでください」と結び、会見を終えた。

『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』
2025年1月27日（月）～2月2日（日）
会場：東京ドームシティ 全域
出演者：JO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUE

■東京ドーム公演
2025年1月31日（金）～2月2日（日）※3公演
会場：東京ドーム
出演者：JO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUE

公式サイト