天竺鼠・川原、初の冠番組がテレ玉でスタート「“これは何を見せられてるんだ”という違和感を感じてほしい」
開局45周年を迎えるテレ玉の記者会見に、天竺鼠の川原克己が登壇。3月27日(水)から始まる新番組『天竺鼠の川原の』への意気込みや見どころを明かした。
ツッコミがいないから伸び伸びできた
テレ玉45周年記念番組として始まる『天竺鼠の川原の』は、お笑い以外にも絵本作家や映画監督、俳優など多方面で活躍する川原が県内外を自由に動き回る“街歩きロケバラエティ”。埼玉に縁もゆかりもない川原がどんなロケをするのか、予想もできないことが見どころのひとつだ。
川原にとって初の冠レギュラーとなる本番組。会見では冒頭から「番組放送開始について、ひと言お願いします」とコメントを求められると、「こんにちは!」と、言われたままひと言で返し、笑いを誘う。
改めて見どころについて聞かれると、「今までにない番組になってます。ひとりでのロケはこれまでもちょくちょくあったんですけど、スタジオで誰かが僕のロケを見ながらツッコんでいる、というか注意しているものばっかりだったので、誰にも注意されない状態でロケをやったのは初めてで。それが違和感でしたね」と、コメント。しかし、注意されないからこそ、これまで以上に伸び伸びとロケができたという。
そんな本番組の初回のロケ地は東秩父村だったというが、「本当にいろんな人といろんなことをしたんですけど、ひとつも覚えてないです。気がついたら終わってました」と振り返る。また、テレ玉といえば、千鳥の冠番組『いろはに千鳥』で1日8本撮影するなどまとめ撮りが有名だが、川原の番組ではそこまで強引なスケジュールにはならず、「打ち合わせのときは『6本ぐらい撮ります』って言ってたんですけど、ロケが始まる前に3本になりました」と明かした。
“埼玉ディス”マンガともいわれる『飛んで埼玉』の印象から、イジられることに抵抗がない印象がある埼玉県民。しかし、初回ロケで埼玉県民と交流した際は、「たまたまかわかんないですけど、(イジられるのが)うれしいって感じじゃなくて、スカされていく感じというか。あんまり届いてなかった」と、あまりうまくいかなかったという。しかし、「これからまだロケあるので、イジり倒していきたい」と意気込んだ。
“浦和レッズのみなさん”とロケがしたい
これまで埼玉に縁もゆかりもなかった川原は、「埼玉は天気がいいくらいのイメージしかなかった」という。しかし、「僕が言うのもあれですけど、埼玉の人は頭おかしいのかなと思いました。縁もゆかりもないのに、埼玉のよさを引き出して、全国の人に埼玉のよさを伝えるっていうのは絶対僕じゃない。だから、けっこう思いきってるというか、攻めててすごいな埼玉と思いました」と、埼玉の新たな一面を発見。
縁もゆかりもなかったというが、秩父の三峯神社には毎年、参拝に行っていたそうで、「このロケを通じて行けたら、交通費がだいぶ浮くので行きたいです。ほかにも埼玉には素晴らしい神社がめちゃくちゃあるので、そのへんは行けたらいいなと思います」と、番組でも行きたいと語った。
番組で今後、ゲストの出演はあるのかと問われると、「思いきって千鳥さんを呼んで、『いろはに千鳥』の企画をそのままやってもいいかなとか思うんですけど……。ノブさんが来ちゃうと『クセがどうのこうのだよ』っていっぱい注意とかされちゃうんで。呼ぶとしても芸人さんじゃない人ですかね。たとえば、浦和レッズのみなさんとか」と思索。
「違和感に挑戦できる番組なので、これは何を見せられてるんだ、なんの時間だったんだとかの違和感をなるべく感じてほしいので、浦和レッズのみなさんを引き連れて街ブラをして、僕がどこにいるかもわからないとかいい違和感ですよね。あと、ボケで『どうも、浦和レッズのみなさんです』っていうのもやってたので」と理由を語るも、会見に同席した編成部長からは「ないですね」と一蹴された。
また、相方・瀬下豊の出演について聞かれると、「相方の話は、すいません……。ちょっと吉本の許可を得ないとわからないですね。僕も会えてないので、ちょっとわからないんですけど、ゴルフの先生になって教えてるっていうことは聞いてて、がんばってるんだなっていうのは」と答えた。
ほかにもテレ玉では45周年記念として、連載開始45周年を迎える『キン肉マン』なども放送する。
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