人気コミック『邪神ちゃんドロップキック』のキャラクターに扮したコスプレイヤーたちの写真と共に、“衣装やメイクに対するこだわりポイント”について聞いたレポートをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”
コスプレイベントといえば、会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。
つい先日実施され、大盛況となった『東京ゲームショウ2023』をはじめ、『池袋ハロウィンコスプレフェス2023』(10月28日・29日、池袋東口エリアにて開催)や『東京コミコン2023』(12月8日~10日、幕張メッセにて開催)、『コミックマーケット103』(12月30日・31日、東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントは9月以降も全国各地で続々と開催が予定されている。
この記事では、それらに先駆けて取材参加したイベントで撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を掲載。それぞれに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。
ちなみに今回特集するのは、3度にわたってテレビアニメ化もされた人気コミック『邪神ちゃんドロップキック』のキャラクターに扮したコスプレイヤーたち。本作は人間だけでなく、天使や悪魔といった見た目がかなり個性的なキャラが多数登場する点も特徴的な作品だが、どのレイヤーも細部までこだわり抜いた衣装やウィッグを用意して、キャラの特徴を再現。いずれも完成度が高く、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
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「とにかく髪型が特徴的なキャラクターなので、ウィッグの造形にはこだわりました。縦ロールの部分は透明のファイルで毛束を挟み、その上から水溶きボンドを塗ることで、形が崩れないように固定しているんです。ドリルツインテールのウィッグを作るのは初めてですが、なかなかいい感じに仕上がったんじゃないかなと思っています。それとぴのは、タレ目だけど、角度によってはつり目にも見える絶妙なバランスの目をしているので、つけまつげを目元の端っこにだけつけ足したりして雰囲気を再現しました。チークを濃いめにして、頬を染めているように仕上げたところもこだわったポイントです」(ぴの/チロルちゃんさん)
「ぽぽろんちゃんの公式コスプレをさせていただくということで、アニメを何回も観直して、仕草や表情の作り方を勉強しました。今回、一番こだわったのはウィッグの造形で、特に毛先の渦巻きを再現するのが大変でした。苦労したぶん、ポポロンちゃんの特徴をうまく表現できたんじゃないかなと思っています。それとメイクも、ふだんコスプレをするときよりさらに幼く、かわいらしい雰囲気が出るように意識しました。原作ファンの方からも『ぽぽろんちゃんがそのまま出てきたみたい』と言っていただけて、すごくうれしかったです!」(ぽぽろん/白田まいさん)
「見た目が幼いキャラクターなので、メイクは濃くし過ぎず、子供のようにナチュラルな仕上がりになるよう心がけました。それとリエールは、かなりスラっとした体型をしているので、できる限りその雰囲気も再現したくて。イベント直前までダイエットをがんばって、体型も近づけたつもりです」(リエール/東雲うれはさん)
「ぺこらは目の下のクマが特徴的なキャラクターなので、いい感じに再現したくて。メイクでうまくなじむように仕上げてみました。ほかにもパンの耳など、キャラを象徴する小道具をたくさん用意して、いろんなポーズを取れるようにしたこともこだわったポイントです」(ぺこら/かりんちゃまさん)
今回の写真は、『邪神ちゃんドロップキック』のファンイベント『邪神ちゃんフェス』にて撮影したもの。QJWebでは同イベントのほかにも、全国各地で実施されたさまざまな大型コスプレイベントに取材参加し、それらのレポート記事も掲載の準備を進めている。連載形式で順次アップしていく予定なので、乞うご期待!
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