東京・池袋で定期的に行われているコスプレイベント『acosta!(アコスタ)』に集結したコスプレイヤーたちの写真&コメントをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわり”
コスプレイベントといえば、会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。
夏休みシーズンには全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。QJWebではそれらに先駆けて取材参加した、各種イベントをプレイバック! 撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、それぞれに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。
本記事でピックアップするのは、東京・池袋で定期的に行われているコスプレイベント『acosta!(アコスタ)』で出会ったコスプレイヤー。
『acosta!』とは、メイン会場であるサンシャインシティ・屋内外エリアでのコスプレ撮影はもちろん、キャラクターに扮したまま周辺の飲食店に立ち寄ったり、買い物もできたりする、コスプレイヤー&カメラマンにとってはおなじみのイベント。同人即売会『acosta!マルシェ』と同時に開催されることもあり、こちらも大勢のコスプレファンから好評を博している。
開放的な屋上庭園をのぞいてみると、バーチャルYouTuber(VTuber)に扮したコスプレイヤーが大勢参加。ひと口にVTuberと言っても、所属するグループはさまざまで、この折は「ホロライブプロダクション(ホロライブ)」所属の大神ミオや夏色まつり、「にじさんじ」所属の健屋花那、「ぶいすぽっ! Virtual eSports Project」所属の猫汰つならが集結。写真撮影や交流を楽しんでいる姿が各所で見られた。
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「今回の衣装は自作で用意したもので、特にこだわったのは腰回りのトランプの装飾です。エナメル生地をトランプサイズにカットして、ミシンで加工して完成させました。一番制作に時間がかかった部分なので、注目してもらえるとうれしいです」(「ホロライブ」大神ミオ/ありささん)
「ぴょんと出た“アホ毛”が特徴的なキャラクターなので、屋外に出ても風で崩れないようにしっかり固定してきました。それと衣装も身体にぴったりフィットするように、サイズ感を調整してきたところもこだわったポイントです」(「にじさんじ」健屋花那/苺恋めるるさん)
「こだわった点を挙げるとしたら、衣装が派手な上に色味も強いので、それに負けないように化粧を濃い目に仕上げてきたことですね」(「ぶいすぽっ!」猫汰つな/茉夏なつさん)
「こだわったのはウィッグの造形です。全体的にフワッとした感じを出しつつ、特徴的な外ハネやアホ毛、サイドテールを再現しました」(「ホロライブ」夏色まつり/TaKaNaさん)
「両サイドの髪の長さとサラサラ感が特徴的なキャラなので、その再現にこだわりました。屋外だと風にあおられてすぐに髪が乱れてしまうので、定期的にスプレーをかけて、からまないようにサラサラ感をキープすることも意識しました」(すーぱーそに子/高村しおんさん)
この夏開催の“コスプレも楽しめる”大型イベントとしては、7月末に実施された『ワンダーフェスティバル2023[夏]』や、8月上旬に行われた『世界コスプレサミット2023』につづき、『コミックマーケット102』(8月12日・13日、東京ビッグサイトにて開催)が控えている。
果たして、こちらの会場ではどのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
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