A.B.C-Z河合郁人「ライバルは菊池風磨」ジャニーズMCの苦悩と、夢が叶った瞬間
“ジャニーズものまね”を武器にバラエティ番組でブレイクし、その後も持ち前の明るさとトーク力で、MCとしても活躍の幅を広げているA.B.C-Z河合郁人。
そんな河合がMCを務める冠番組『ぐれジャニ』がMUSIC ON! TV(エムオン!)で6月22日からスタートする。ジャニーズの中でも司会業というポジションで大きく飛躍した彼に、MCをする上で大切にしていることや目標を聞いた。
目次
「40歳までにMCの冠番組を持つ」口に出したら夢が叶った
──MC冠番組を持つことになりましたが、最初に聞いたときの心境はいかがでしたか。
「40歳までに自分がMCの冠番組を持つ」というのが人生の目標でもあったので、今回お話をいただけてうれしかったです。
しかも、ミュージシャンの方をゲストに迎え、トークをする番組ということで、修行の場をいただいたような気持ちです。普段なかなかバラエティに出ないミュージシャンの方から話を引き出すのは、MCとして新たな挑戦になると思いました。
──自分がMCの冠番組を持ちたいという夢は、いつごろから思い描いていたんですか。
20代のころから「MCをやりたい」という思いはぼんやりあったんですけど、自分がバラエティや情報番組に呼んでいただけるようになって、間近で司会の方を見ているうちに「自分の冠番組を持ってMCをやりたい」という気持ちが強くなっていきました。
──その夢が今回、叶ったと。
28歳くらいから自分がやりたいことをなるべく口に出すようにしてきたんですよ。昔はそれがかっこ悪いなと思っていたんですけど、あるときから「別に恥ずかしいことじゃないな」と気づいて、口に出すようになってから、目標が叶うことも多くなりました。
今回の「40歳までに自分がMCの冠番組を持つ」というのも、先日出演した『(人志松本の)酒のツマミになる話』(フジテレビ)で話したばかりなんですよ(笑)。ファンのみんなも、こんなにすぐ話したことが叶って喜んでくれていると思います。
今でも司会業には苦戦「家に帰ってから反省する」
──MCはすでにさまざまな番組で担当されていますが、MCならではの難しさを感じることはありますか。
いまだに苦戦していますね。自分の中ではある程度、返しとかも用意していくんですけど、とっさの判断ができなかったり、対応が遅かったかなとか思うことはまだまだあります。
観ている方はあまり気づかないかもしれませんが、だいたいどの収録でも反省点がありますね。家に帰ってからどこがダメだったかをまとめて、次は100%にならなくても前よりは少しでもプラスになればいいなと思いながら毎回やっています。
──MCを担当するときに大切にしていることはありますか。
自分がゲストのとき、こうしてくれたから話しやすかったなというのを意識して、なるべくゲストの方が自由にしゃべれるような空気感を出せたらとは思っています。“居やすい空間を作る”というのは、これまで自分も芸能界の先輩方にしてもらってきたことですから。
最近『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)の新レギュラーになって、極楽(とんぼ)さんと一緒にやってるんですけど、加藤(浩次)さんが本番前に優しい空気を作ってくれるんです。ほかのバラエティでも加藤さんはそうしてくださるので、やりやすいなと思ってます。
あとは、自分がMCじゃなくても、ゲストを迎える場面では同じことを意識していますね。『ゼロイチ』(日本テレビ)で森田(哲矢)さんとやらせてもらっていた「接待旅行」も、特に「こうしよう」という相談はしていないですが、なるべくゲストさんがリラックスできる空間を森田さんと作れるようにしていました。
「ライバルは菊池風磨」同世代ジャニーズMCへの対抗意識
──相手をリラックスさせて話を引き出すためには、進行のうまさだけではなく、河合さん自身の人間力も大切になってきそうですね。
どうですかね……(笑)。でも、イジられるのは好きなので、イジりたいタイプのゲストの方にはガンガンイジってほしいです! どんなイジられ方でも対応できる自信はあるので(笑)。
あと、僕は人間が好きというか、ひとりでいられない究極の寂しがり屋なので、常に誰かといたいんですよ。自分が話したいという思いもありますが、話を聞きたいタイプでもあり、人がしゃべってるところにいるだけでもいいんです。
──ちなみに、同世代でMCとして意識している人はいますか?
やっぱり菊池風磨でしょ(笑)。風磨は学力もあるので、ワードセンスが抜群で、とっさに出る言葉のチョイスがすごくおもしろいんですよ。ただ、風磨はドラマでも活躍しているので、僕はバラエティ一直線でがんばりたいですね。
河合流・後輩のおもてなし術「高い肉でアピール」
──『ぐれジャニ』ではキャンプをすることもあるかもしれませんが、もし、プライベートでキャンプをするなら誰と一緒に行きたいですか。
先輩だったら、たぶんアウトドアとか好きだと思うので、亀梨(和也)くん。彼は家の中を模様替えしたりするのも好きなので、テントもおしゃれに作ってくれそうだし、料理も上手なんですよ。
Snow Manの深澤(辰哉)や、美 少年の浮所(飛貴)とか、仲のいい後輩とも行きたいです。
──河合さん自身は家に後輩が来たとき、料理を振る舞ったりしますか。
一緒に焼き肉や鍋をやったりしますね。高い肉を買ってきて、わざと封を開けずに値段が見えるようにしてテーブルの上に置いています(笑)。
「こんなに(高い値段)したんですか!」って言わせて、「河合くんの家に行ったら高い肉が食べられる」っていうのをアピールできたらいいなと。だけど、2回目以降は安い肉を使うので、値段を見られる前に開けてから出してますけどね(笑)。
──いい作戦ですね(笑)。番組も楽しみにしています!
-
『ぐれジャニ』<#1>
<#1>放送日時:6月22日(木)23:00~24:00
河合郁人(A.B.C-Z)が、いま旬のミュージシャンをアウトドアでおもてなしする野外トーク旅バラエティ番組『ぐれジャニ』。他愛もない雑談や音楽へのこだわり、そして意外過ぎる一面……ステージでは見せない素のミュージシャンとの旅を記録。風が吹くまま気の向くまま、きっと台本どおりには進まないロードムービー風リアリティショーをお届け!
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR