グローバルボーイズグループ・JO1メンバーの白岩瑠姫と、映画・ドラマの主演作が相次ぎモデルとしても活躍する久間田琳加がW主演を務める映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(配給:アスミック・エース)が、2023年9月1日に公開されることが発表された。
原作は累計発行部数30万部超えの汐見夏衛『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版)、監督は「映像作家100人2020」に選出された経歴を持つ新鋭・酒井麻衣。
話題のふたりが純度100%のラブストーリーに主演
映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は、小説サイト『野いちご』で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した汐見夏衛の同名小説を原作にしたラブストーリー。同書は、丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写で圧倒的共感と感動を呼び、累計発行部数が30万部を超えた話題作だ。
この映画にW主演したのが、昨年末には『第73回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たしたグローバルボーイズグループ・JO1メンバーの白岩瑠姫と、ドラマ『ブラザー・トラップ』(TBS)や映画『おとななじみ』(2023年5月12日公開予定)など主演作が相次ぎ、雑誌『non-no』専属モデルを務めるなどファッションアイコンとしても支持されている久間田琳加。なお、JO1のメンバーが映画に主演するのは初めてのことになる。
本作は、2023年1月~2月に行われた撮影を経て、無事クランクアップ。劇場公開は2023年9月1日を予定している。W主演の白岩&久間田、監督の酒井麻衣、原作の汐見夏衛から届いたコメントを以下にて紹介する。
主演・白岩瑠姫コメント
最初にオファーを頂いた時は、初めての映画の主演ということで、嬉しい気持ちと同時に不安もあって「感情」が忙しかったです。今回、絵が得意な青磁というキャラクターを演じる上で、実際に絵を描くシーンにも挑戦したのですが、現場の雰囲気がすごく良く、酒井監督やスタッフの皆さんにも優しくフォローして頂いたおかげで、楽しく撮影に臨めました。現場に入ってすぐの頃は、実は少し人見知りをしてしまったのですが、酒井監督から、主演を務める座長として、周りの皆とコミュニケーションを取って欲しいとのアドバイスを頂きました。そこから茜役の久間田さんや共演者の皆さん、スタッフの皆さんに積極的に話しかけるようにして、良い関係を築くことができたと思います。酒井監督には演技面ではもちろん、それ以外の部分でも支えて頂き、とても感謝しています。皆で一緒に作り上げた作品ですので、『夜きみ』を沢山の方に愛して欲しいなと思います。
白岩瑠姫【しろいわ・るき】(深川青磁【ふかがわ・せいじ】役)
1997年11月19日生まれ、東京都出身。これまでに発売した6作のシングルすべてがオリコン週間シングルランキングで1位を獲得し、昨年末の『NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした大活躍中のグローバルボーイズグループ・JO1のメンバー。個人としては、『JO1のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)のメインパーソナリティを務めている。2022年にJO1主演ドラマ『ショート・プログラム』(Amazon Prime Video)に出演。本作が映画初出演・映画初主演となる。
主演・久間田琳加コメント
私が演じる茜はマスクが手放せない女の子です。原作小説が書かれたのはコロナ禍の前ですが、マスク習慣が広まった今では、さらに色々な見方ができる作品だと思います。今回共演した青磁役の白岩さんは、初めてお会いした時はクールな印象だったのですが、撮影に入るとお喋り好きなことが分かって、役作りでもとても助けられました。酒井監督の作品はこれまでも拝見していたのですが、どの作品も画がとても綺麗で、いつかお会いしてみたいと思っていました。今回演じた茜役はマスクをするシーンが多く、目線の演技が大切になるため、難しい役柄でもあったのですが、酒井監督にはたくさんアドバイスをいただき、助けていただきました。この作品には、どの世代の方が観てもときめく要素が散りばめられています。私も演じていて心地いいと思う瞬間が何度もあったので、スクリーンを通して伝わったら嬉しいです。
久間田琳加【くまだ・りんか】(丹羽茜【にわ・あかね】役)
2001年2月23日生まれ、東京都出身。これまでの主演作に、『ヌヌ子の聖★戦〜HARAJUKU STORY』(2018/進藤丈広監督)、『マリーミー!』(2020/ABC)、『青春シンデレラ』(2022/ABC)、『ブラザー・トラップ』(2023/TBS)など。雑誌『non-no』の専属モデルも務め、同性代女子からの圧倒的な人気を誇る。主な待機作に、『ながたんと青と-いちかの料理帖-』(2023/WOWOW)、『君に届け』(2023/Netflix)、主演作『おとななじみ』(2023年5月12日公開/髙橋洋人監督)などがある。
監督・酒井麻衣コメント
「マスクの着用が個人の判断に委ねられる」時期がやってきました。自分にとってマスクは、いつしかお守りのようになっている部分があったので、戸惑っているというのが、本心です。そんな時に出逢ったのが、コロナ前に書かれたこの物語でした。優等生であり学校ではマスクを手放せない茜と、自由奔放で画家を目指している青磁のお話。
この2人は、自分の気持ちを代弁してくれたような、晴れやかな気持ちにさせてくれました。ガラスのように割れやすくも、綺麗な青春の煌めき、将来への期待と恐怖、初めて知る恋心、全てが綺麗で、心が洗われました。
白岩さんの持つ儚い強さと、久間田さんの持つ優しい眼差しが、役を通し交わり、エモーショナルな瞬間を捉えられ、とても幸せでした。
スタッフ一同、真摯に純度の高い青春と向き合いました。皆様にお届けする日が待ち遠しいです。
酒井麻衣【さかい・まい】
1991年生まれ。映画祭でグランプリを受賞し、2017年『はらはらなのか。』で商業デビュー。「映像作家100人2020」に選出される。代表作に、ドラマ『恋のツキ』(2018/TX)、『ぴぷる-AIと結婚生活始めました-』(2020/WOWOW)、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(2020/MBS)、『明日、私は誰かのカノジョ』(2022/MBS)、なにわ男子『初心LOVE(うぶらぶ)』、優里『レオ』、Nissy『I Need You』のMVなど、多岐にわたって活躍。公開待機作に、『劇場版 美しい彼~eternal~』(2023年4月7日公開)がある。
原作・汐見夏衛コメント
この度『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の映画化が決定いたしました。
酒井監督の彩り豊かでありながら透き通る清澄感に満ちた世界観、白岩さんの全身から放たれる圧倒的な存在感と吸い込まれそうな瞳、久間田さんの内側から発光するような透明感と弾けるような笑顔を拝見して、僭越ながら『素晴らしい作品になるに違いない!』と確信しました。
このような機会を頂けたのは他でもなく、これまで本作を応援して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます!一緒に公開を心待ちにして頂けましたら幸いです。
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