現在じわじわとブレイク中のAマッソのふたり。しかし今、コンビにとある大問題が浮上しているようで……?
Aマッソが表紙を飾る『クイック・ジャパン』vol.164(2022年12月27日から順次発売)より、限定版に付属するフリートーク音声の一部を特別に公開。
6畳一間の青春の記憶
加納 まあ1軒目の御嶽山の家に4年住んで、尾山台でも3年半とかか。
村上 どこ住んでんねん、どっちも(笑)。なんちゅう駅、住んでんねん。ピンとけえへん駅。
加納 でもまあ、私はいい経験やなと思ったで。仕事でどっちも絶対行かんやん。
村上 行かへん。
加納 だから住んでてよかったなっていうか。そっち側に行くことがなかったやろうから、住まへんと。でもさあ、その2軒比べたら、圧倒的に尾山台のほうがよかってん。仕事も増えたし、御嶽山のときにいいことなんかなかったからなあ。御嶽山思い出すとき、いまだにグッてなるしさあ。駅から徒歩52分(笑)。一生歩いてもつかんかったよなあ、駅から。
村上 違う、一応20分やった。
加納 ああ、記載では? いや、もっと長かったねえ。私いつも、ほんまに300曲くらい歌ってたもん。暗~いから。電灯もないのよね。
村上 違うやろ、それ。アンタもう五反田ぐらいから歩いて帰ってきてたんちゃう?
加納 そういう日もあんねん。
村上 あるんかい。
加納 ほんまにあんねん。金なくて。
村上 わかる。うちも蒲田から歩いて帰ってた。
加納 なあ、あのとき金なかったなあ。
村上 なかった~。
加納 なんでなんやろな。
村上 そこでウチは、納豆食べれるようになったもん。
加納 ああ、食べられへんかったんや。
村上 食べられへんかったけど、納豆安いから。で、仕送りで米は送ってくれるみたいなのがあったから。
加納 そういうのもあるわな。一回、西木(地元の友人)がピーマンの肉詰め作ってくれたよな。「お前らみたいな貧乏人は、こんなん食われへんやろ」みたいな感じで。で、ほんまにフォークソングじゃないけどさあ、段ボールひっくり返して机にしてな。ピーマンの肉詰め作ってくれたん覚えてるわ。
村上 「ピーマンいらんけどな」ってめっちゃ思ってた。
加納 アンタそういうとき、そんなん思うねんな(笑)。あんたは思うのよな。
村上 思うね~。
加納 西木もカマしたいからさ。よう考えたらおかしいよな、西木が(ライブの)音響やってたもんな。
村上 やってた(笑)。
加納 すごいことやでなあ。
村上 で、ウチの当時つき合ってた彼氏が……。
加納 照明!(笑)。元気かなあ?
村上 4人で寝たよ、6畳に。
加納 西木と、村上の東京に来たときの男と、私で寝たよな。6畳一間ぐらいでな。
村上 ゴソゴソしたぞ~。
加納 やめてくれ! え、なんで言うの? なんで言うん!?
村上 言うよ。
加納 「あんときお前さあ、ゴソゴソしてなかった?」って私が言うのが普通やねん。「ウチはしてたぞ」って。なんなん、それ。
村上 ウチはゴソゴソしてたぞ~!
加納 どう思ったらいいん? 思い出、塗り替えればいいん? 嫌な思い出に変えればいいん? いい思い出を……。
村上 なんか加納さん、途中で出て行ったもん。
加納 じゃあ気づいたんや!
村上 なんか出て行った気がする。
加納 「相方がゴソゴソしている……」じゃないのよ! ムチャクチャやな、ほんま!
Aマッソの問題点とは
加納 でもちょっとね、これからは一応こうしようっていうのがあって。33歳、34歳のときは逆にボケで言ってたけど、もう35歳からは、オバハンノリをやめようって思ってんねん。なんか、ほんまやから。
村上 (笑)。
加納 ほんまやから、「もうオバハンやわ」って言うのを、意識的にやめてみいひん?っていう。これ私からの提案。持っていかれるから。
村上 うんうん。
加納 「若い子はええなあ」じゃないけど、若い子はええなあモードに入ったらもう帰ってこられへん。だから「若い子はええなあ」とか、誰々に関して「若いなあ」っていうのを、極力省いていくっていう。
村上 そうか。それは別にそんなやってへんけど。
加納 やってんで。
村上 ほんま?
加納 やってるやってる。
村上 もう自分の身に降りかかるものは、のけられへん気がすんねんな。だから意識せえっていうことか。
加納 「もう若い子にはついていかれへん」って口に出してもうたら、肯定してる感じせえへん? それでOKとしないというか……まあ、一個一個ね。あとこれは、本当に大問題で、下ネタを減らそう。
村上 ああ……。
加納 これは減らしていったほうがいいと思う。
村上 なぜかと言うと?
加納 頼り過ぎている。おもろいけど、これは2023年のAマッソの裏目標ではあると思うわ。ちょっと下ネタを一回遠ざけるっていうのはあるかもしれない。YouTubeとかでも、下ネタ言ってるとこは積極的に切っていくようにしてんねん、今。
村上 あ、そう。
加納 オープニングトークとかでもシモなところを切って、なくても成立するようにはしてて。それはラジオにも導入しようかなと思ってます。もしかしたら2023年は違うラジオの空気になるかもしれない。
村上 加納さんひとりだけになるとか?
加納 なんでなん。アンタの武器それだけなん?
村上 排除されるってこと?
加納 違う違う違う。なんでやねん。そんなに自認してたん?
村上 「私はエロだ」って。
加納 「私はエロを求められてるんだ」みたいな……大丈夫ですかね? だから、それはちょっと目標であります。
(限定版音声につづく)
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