写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
写真を見返すと……
第14回。
6年ほど前に行ったロサンゼルスでの日々の写真を夜遅くにふと懐かしんで見ていました。
あー行きたい。
今度こそはあたふたせずスタバでレシートいらないですって英語で伝えてみたい。
何もわからず衝動で旅立ったアメリカ1カ月のダンス生活。
英語力など皆無に等しく、勢いで渡米したため、着いて早々“water”の発音に苦しみダンスレッスンを受けたあとにしばらく水がもらえないという緊急事態を経験し、とにかく伝わるようにとボディーランゲージを覚えた僕は今も話すときに変な動きをしてしまう癖が抜けません。
空港に降り立って香るケミカルなお菓子のような甘い匂い。
そして歩く人々の見たことのない身体の大きさ。
日本に住んで20年の僕にはすべてがスケールアップして見えました。
ただ見返す写真すべて、街の派手さの薄い自然の多いゆったりとした瞬間ばかりで、国を越えても惹かれる瞬間は変わらないんだなと今思います。
本当にダンス生活をしていたのかと疑うほどそういった写真がまったくないのですが、動画はたくさんあるので僕のSNSで投稿しようと思います。
こちらがURLです。
新手のナンパみたいですね。
次にアメリカへ行ったときにはダイナミックな写真を撮ってきます……。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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