写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
金曜日はザ・マミィ林田洋平が担当する。『キングオブコント2021』では、準優勝に輝いたザ・マミィの頭脳、林田。そんな彼は、自身のインスタグラムで発信するエモーショナルな写真も話題となっている。林田が、日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
ラブじゃないホテル

先日、ラブじゃないけどちょっとエロいホテルに宿泊した。旅行にも行けないしちょっと息抜きに。都内泊いい感じ。
テレビはなくて、あるのはレコードプレイヤーのみ。あとは部屋の真ん中に大きなベッドがあって、シャワーは天井から水が出るタイプのやつだった。自由に飲んでいいお酒はどれも見たことないものばかりで、きっとこの部屋は「最高にオシャレ」なんだろう。
でも僕はそれを「すごくエロい」と思ってしまった。
泊まるところがオシャレだとそれをエロいと思ってしまう馬鹿眼鏡。そもそも「泊まる」って響きだけでちょっとエロく見えちゃう糞眼鏡。昔からホテルって言葉の前部分にうっすらラブが見えてる駄目眼鏡。
洗面所の鏡が「おっぱい」に見えた。

レコードもよく見たら「おっぱい」だった。
用意されたレコードの中に、どぶろっくさんのないかなって探したけどなかった。濃い酒を飲んでみた。
夜も深くなって謎の洋画でも元気な通販番組でも、なんでもいいからテレビを観たくなった。だけどテレビはなくて、また寝た。
次の日、ホテルでオシャレな朝食を食べた。最高にオシャレな朝食はさすがにエロくは見えなくて、エロは夜のせいだとわかった。
また泊まりたい。

加賀翔(かが屋)、前田こころ&平井美葉(BEYOOOOONDS)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
関連記事
-
-
「奪われたものは取り返すつもりで生きていく」FINLANDSが4年ぶりのアルバムで伝える、新たな怒りと恥じらい
FINLANDS『HAS』:PR -
牧場バイトからアイドルへ、かてぃが歩んだ多彩な仕事遍歴
求人ボックス:PR