霜降り明星せいや、『笑っていいとも!』グランドフィナーレの完コピ芸を披露(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

【関連】無限を体現した霜降り明星せいやのYouTubeチャンネル『せいやのイニミニチャンネル』

『タモリ倶楽部』

記憶力を競う「メモリースポーツ」を特集し、「レッツ!海馬の無駄遣い メモリースポーツでジョイマンのネタ完全記憶」という企画。ゲストに霜降り明星せいや、進行に宇多丸という珍しい布陣。「記憶力のバケモノ」を自称するせいやはタモリの前で得意の『いいとも』「グランドフィナーレ」の完コピ芸を披露。が、タモリ自体がいまいち覚えておらず微妙な反応。

メモリースポーツの猛者に「場所法」と呼ばれる記憶法をレクチャー(「場所法」は以前『いいとも』でタモリが披露していた記憶法だったはず)したあと、その練習として日本3位の猛者とタモリ、せいや、宇多丸の1vs3で特別ハンデマッチを開催。記憶するテーマはせいやの得意分野の「SMの縄の縛り方」22種。しかし早々に珍しくタモリが間違えてしまう。「俺のせいで負けたよ……」と落ち込むタモリ。そのため勝負続行。結局、間違えたのはそれだけで22-21で敗退。

そしていよいよメイン企画「ジョイマンのネタ30種完全記憶」というところで収録時間いっぱいになってやらないことに。最近、この番組、盛り上がりすぎて予定されていた企画をやらないことが多い。タモリ「ジョイマン、本当にごめんなさい(笑)」。

『千鳥の対決旅』

第3弾の今回は千鳥、かまいたち、ロバート秋山・山本の「千鳥世代」とアンガールズ田中、マヂカルラブリー、もう中学生、EXIT(途中、ミルクボーイと交代)の「大忙し世代」に分かれて対決。今回も田中vs山内の因縁の小競り合いがあったり、カート対決でデッドヒートがあったりとずっと楽しい。

今回、白眉だったのは最後の宿での宴会。「ちょっとトイレに」と大悟が席を外したのを合図に変装ボケ対決が始まる。ハードルが上る前に早めに「トイレ」に行こうとする面々。マヂカルラブリー村上は「おざす!」とだみ声で登場。グランジ大に扮装。似てる。野田クリスタルは「ちゃんとしてる人」。スーツ姿できっちり髪を整えると千葉雄大味があってハッとするほどカッコいい。

「メンチカツです」と言って登場したのはロバート秋山。その顔、表情はコロッケそのもの。「まだそんなのあったんだ!」と野田も驚くクオリティ。「コロッケじゃなくてメンチカツ。ものまねが何もできなくて、コロッケさんの人間に憧れてコロッケさんの人間のものまねをしてます」とキャラ設定もしっかりできている。本当に秋山、底知れない。

『ジロジロ有吉』

自信があってもテレビでは採用されない幻のネタを披露する企画。マヂカルラブリーは「しつこすぎる」という理由で通らないそう。野田「しつこいとかそういうものはテレビで弾かれやすい」、村上「笑いがなくなってまたフワッと来る。でもここ(笑いが下がった部分)は待ってくれない」。

「俺のせいで負けたよー」という6分強の漫才。本当にしつこい。有吉「しつこいよ! しつこいってわかってたのにスタッフ怒ってたもん!(笑)」。

明日観たい番組:宮下草薙・草薙×四千頭身・後藤の番組レギュラー開始

『バナナサンド』(TBS)千鳥。

『マツコの知らない世界』(TBS)「中華2大巨頭!餃子vsシューマイの世界」「カラーストーンの世界」。

『作画プレゼン!刺さルール』(テレ朝)インディアンス、インポッシブル。

『ハネノバス』(日テレ)レギュラー開始。

『ホリケンのみんなともだち』(テレ朝)「スポーツ知ったかぶり」。

『ぼる塾のいいじゃないキッチン』(テレ朝)オードリー春日。

『〜凪咲と芸人〜マッチング』(テレ朝)ダイアン。

『スジナシシアター』(TBS)福士蒼汰。

『プロフェッショナル』(NHK)「心をこめる、人形を生きる〜人形操演・山田はるか〜」。

『徹子の部屋』(テレ朝)落語家・桂吉弥。

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