阿部寛『ドラゴン桜』6話 メロスは激怒した、桜木も激怒した、邪智暴虐の父親が教室で流した涙
日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS夜9時〜)6話には、国語特別講師として安田顕登場、その名も太宰府治! 東大合格を目指した国語の授業が始まる。教材は「走れメロス」。物語も熱い友情が危機を救う展開に。
「国語とは科学だ!」
「メロスは激怒した」から始まる太宰治の短編「走れメロス」の要約を書かせるが、全然ダメ。
そこで登場する新キャラクターは、国語特別講師の太宰府治(だざいふおさむ)先生。演じたのは安田顕。
「東大受験に向けて国語を教えるなんて気が重いなあ」とへたりこんでいたのに、学生たちの「走れメロス」の要約文を読むと豹変。
「国語とは科学だ!」と叫び出す。
「そして創作とは建築学である! 建築学を無視した創作物はすべてクソだ!」。
生まれてすみません風だった太宰府治先生は、猛烈に教え始めるのだ。
変人キャラクターを演じる安田顕がめちゃくちゃ愉快だったので、もっと活躍してほしかった。太宰府治先生が落ち込んだり大暴れするスピンオフが観たい!
東大専科の勉強合宿に参加したのは総勢7人。
最初のダークさがさっぱり消えた瀬戸輝(高橋海人)、前回の勝負で負けてイヤイヤ合宿に参加中の藤井遼(鈴鹿央士)、明るいおバカキャラの早瀬菜緒(南沙良)、やる気とリーダー気質の岩崎楓(平手友梨奈)、でき過ぎ兄との問題はどうなるのか天野晃一郎(加藤清史郎)、聴覚短期記憶が弱いのと過集中の設定が忘れさられようとしている原健太(細田佳央太)、原健太のつきそいで参加の小杉麻里(志田彩良)。個性的なメンバーが勢ぞろい。
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