1年半ぶり復活の『クレイジージャーニー』 佐藤健寿と丸山ゴンザレスの旅に密着
5月19日(水)、ダウンタウンの松本人志、バナナマンの設楽統、小池栄子が司会を務める『クレイジージャーニー』(TBS)がおよそ1年半ぶりに復活。奇界遺産フォトグラファーの佐藤健寿と、危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスが出演する。
松本人志「あれは何なんだろう?という今まで知らなかった世界でしたね」
『クレイジージャーニー』は、独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る人々(=クレイジージャーニー)がスタジオに登場。そういった人物だからこそ話せる体験談を聞き、その旅に同行することで、めったに見ることができない世界を知ることができる番組だ。2015年にスタートすると、深夜帯ながら高視聴率を獲得し、DVDも好セールスを記録。ギャラクシー賞や放送文化基金賞など、テレビ界の歴史ある賞も受賞したが、やらせ演出があったとして2019年に番組は終了した。
今回復活する2時間スペシャルに登場する佐藤と丸山は、番組にたびたび登場し、DVDにも旅の様子が収録されている人気の旅人だ。廃墟や要塞など、世界中の奇妙な光景をカメラに収めてきた佐藤が今回訪れたのは、世界最大級の奇妙なイベント「バーニングマン」。電気、水、ガスなどのライフラインが一切ないアメリカ・ネバダ州の砂漠で、約1週間にわたって生活を営みながら、設置されたさまざまなアート作品を楽しむなど、多種多様な活動を行うイベントに密着する。
一方、丸山が訪れたのは、大麻とドラッグの最前線。アメリカ・カリフォルニア州を訪れ、実際に大麻を嗜む人や大麻を栽培する農家に転職して大金を手にした人に話を聞いたり、巨大な大麻農場や、過去にも取材したギャング集団や薬物中毒者があふれる街を再び訪れたりと、危険と隣り合わせのなか、大麻合法化によるさまざまな場所への影響を探る。また、カナダにも足を伸ばし、薬物使用室と呼ばれる施設がある公園を訪問。複雑な事情を抱え、公園に身を置く人々にも迫る。
収録を終えた松本、設楽、小池の3人は、
「佐藤さんの『バーニングマン』のVTRは、あれは何なんだろう?という今まで知らなかった世界でしたね。コロナが収束したら一回行ってみたいですね。いや……行ってみたくはないかな(笑)」(松本)
「佐藤さん、丸山さんはクレイジージャーニーを代表するおふたりですから、VTRを見ているとこの番組の一つ一つの画力を感じたというか、やっぱり見入っちゃいますね」(設楽)
「この番組はジャーニーたちに支えられていた番組なんだなと再認識しました。世界中飛び回って、それで素材が撮れてなんぼですが、こういう状況になってゴンザレスさんも国外に出ることができないため、取材対象を日本国内にも目を向けたというお話もあり、そういったものを見ていくのもいいなと思いました」(小池)
と、コメント。なお、ロケはコロナウイルスが世界的に蔓延する前に行われたもので、現地のコーディネーターを通じて最新の状況も紹介される。
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