鈴木亮平が医療ドラマで「日曜劇場」初主演 命がけで危険な現場に飛び込む救命救急医役

2021.4.30

俳優の鈴木亮平が、7月から「日曜劇場」枠(日曜21時~)で放送される連続ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS)で、主演を務めることが決定。本格救命医療ドラマに挑む。

「大変な状況の中で働く医療従事者の方々へのエールになればうれしい」

このドラマは、重大事故、災害、事件の現場に駆けつけ、命を救うために危険な現場に勇猛果敢に飛び込んでいく救命救急チーム「TOKYO MER」の活躍を描く作品だ。新型コロナウイルス感染症の蔓延に際し、未知なるウイルスから重篤患者を救おうと、命の危険を冒して敢然と立ち向かった医療従事者の姿は、多くの人々の心を打ち、胸を熱くさせたばかり。鈴木は、命の危機に瀕する重篤患者を救うため、危険な現場に飛び込んでいく救命救急医を演じる。

物語の舞台となるのは、都知事の命で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称で、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す。鈴木が演じる主人公の喜多見は、そのリーダーで、驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医。「日曜劇場」では、『天皇の料理番』『テセウスの船』で重要な役を演じてきた鈴木が、満を持して初主演となる。

主演を務める鈴木は、

「僕が演じる喜多見幸太は、患者が搬送されてくるのを待っているのではなく、自ら事故や災害の現場に駆けつけ、いち早く命を救う救命救急チーム『TOKYO MER』のチーフドクターです。そして喜多見は、命がけで危険な現場に飛び込み、勇敢に患者さんを救おうとする情熱を持っています。

また、この作品で注目してほしいのは、オペ室を完備した最新鋭の“ERカー”が登場することです。監修の救命救急医の方々から、『理想の医療』だという声もお聞きしました。この作品が、今の大変な状況の中で働く医療従事者の方々へのエールになればうれしいですし、一つ一つの命の大切さを改めて伝えていけるようなドラマにできればと思っています。“日曜劇場”らしく、熱く、スケールの大きなドラマをお届けしたいと思いますので、楽しみにしてください」

と、コメント。脚本は、『グランメゾン東京』『危険なビーナス』、映画『キングダム』などを手がけた黒岩勉が務め、大型バスの多重事故やトンネル崩落など、スケールの大きなエピソードが連続するという。

この記事の画像(全1枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

前作から15年後を描く『ドラゴン桜』脚本を人気放送作家オークラと李正美が担当

アルルカンと道化師

はぁ?美術探偵『半沢直樹』爆誕?最新作『半沢直樹 アルルカンと道化師』ドラマ化を妄想してみた

『梨泰院クラス』『愛の不時着』に見た、何がなんでも楽しませるという韓国エンタメの真骨頂

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】