「リアルさを追求して髪型は地毛で再現。ポニーテールの位置も意識したポイントです」不知火舞、キャミィ、マノンら『スト6』コスプレイヤーに聞いた“こだわり”

2026.10.2
(左から)KUREHAさん、あずきもなかさん、VEGAさん

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


日本国内最大規模の格闘ゲームのオープントーナメント『EVO Japan』。その最新回である『EVO Japan 2026』には、新旧さまざまな対戦格闘ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集結。撮影&交流を楽しんでいたレイヤーたちにインタビューを実施し、“衣装やメイクに対するこだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。

コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところもイベントの醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。

そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、QJWebでは2026年の上半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレのこだわり”を併せて紹介する。

本稿でピックアップするのは、東京ビッグサイトで開催された『EVO Japan 2026』に参加していた、『ストリートファイター6』のキャラクターに扮したコスプレイヤーたち。

世界最大級の格闘ゲームイベント『Evolution Championship Series(略称:EVO)』の理念を受け継ぐ、日本国内最大規模の格闘ゲームのオープントーナメント『EVO Japan』は、コスプレとも親和性の高いイベントで、会場には大勢のコスプレイヤーが集まった。

参加者の多くは対戦格闘ゲームのキャラクターに扮しており、その中でも特に『スト6』の人気は高く、同作のキャラに扮したレイヤーが続々集結し、撮影や交流を満喫していた。競技者としてトーナメントに出場する『スト6』レイヤーもいて、イベントは終日、大盛り上がりとなった。

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「こだわったのは髪型ですね。よりリアルに再現できるようにウィッグは被らず、地毛にバンスでポニーテールをつける形を取りました。画面の中から出てきたような、現実にいたらこんな感じなのかな……と思ってもらえるような、そんな“現実感”を意識した不知火舞コスプレです」(『ストリートファイター6』不知火舞/あずきもなかさん)

『ストリートファイター6』不知火舞/あずきもなかさん
『ストリートファイター6』不知火舞/あずきもなかさん

「衣装は『ストリートファイター6』バージョンですが、ウィッグの造形は『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズの舞ちゃんを意識しています。『スト6』よりも高い位置でポニーテールを作ったので、そうした細かい点にも気づいてもらえたらうれしいです!」(『ストリートファイター6』不知火舞[カラー10]/りりなさん)

『ストリートファイター6』不知火舞/りりなさん
『ストリートファイター6』不知火舞/りりなさん

「着脱と持ち運びがしやすいように、ウィッグをヘルメット状に仕上げたところがこだわりです。両サイドのお団子も、磁石で簡単につけ外しができるようになっています」(『ストリートファイター6』ジュリ/もちださん)

『ストリートファイター6』ジュリ/もちださん
『ストリートファイター6』ジュリ/もちださん

「こだわったポイントはウィッグです。ウィッグの制作が得意なGUSSANさんという方に相談して、細かく打ち合わせをしながら作成していただきました。特に前髪のディテールは忠実に再現したくて。中に針金を仕込んで、こちらの形に仕上げていただきました」(『ストリートファイター6』キャミィ/KUREHAさん)

『ストリートファイター6』キャミィ/KUREHAさん
『ストリートファイター6』キャミィ/KUREHAさん

「衣装の質感を追求したくて、本物の道着を解体して染め直しました。素材が硬く、何本も針を折りましたが、なんとか仕上げることができて満足しています。手足の長さを活かして、マノンらしいポージングの再現にもこだわったので、そのあたりにも注目していただけるとうれしいです。ただ、中の人(私自身)はとても体が硬いので、毎回マノンのコスプレをしたあとは、股関節が悲鳴を上げています(笑)」(『ストリートファイター6』マノン/VEGAさん)

『ストリートファイター6』マノン/VEGAさん
『ストリートファイター6』マノン/VEGAさん

「ウィッグはオーダーメイドで制作したものですが、何度も話し合って、納得のいく形に作り直していただきました。あと私は普段、役者(ミュージカル俳優)として活動しているので、コスプレをするときはいつも“動きの再現”や“表情作り”を意識しています」(『ストリートファイター6』キンバリー/DERISさん)

『ストリートファイター6』キンバリー/DERISさん
『ストリートファイター6』キンバリー/DERISさん

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポートをお届けしていく。連載形式で順次アップする予定なので、今後の更新もぜひ楽しみにしていただきたい。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

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