現在3本のレギュラーラジオを持つエバース。中でも、2024年10月からスタートした『GURU GURU!』(J-WAVE 81.3FM)は毎週2時間の生放送で、バラエティ番組ではなかなか共演することのないアーティストなどをゲストに迎えることも多く、ほかとは違う緊張感があるはずだが、エバースにとってはすでにホームになっているという。どんな現場でも自然体のまま臨む、ふたりの姿に密着した。
町田がスタッフとの架け橋に
朝から町田が特番のスチール撮影のあと、コンビでよしもと幕張イオンモール劇場で3ステージ、さらに千葉県君津市で『よしもとお笑いライブ』出演と多忙を極めたこの日のエバース。六本木のJ-WAVEに先にやってきたのは佐々木で、町田は打ち合わせが始まる21時直前に控室に到着した。
打ち合わせは5分ほどで終了し、スタッフとの雑談タイムに。町田は、前回ゲストのマカロニえんぴつ・はっとりから誕生日プレゼントとしてもらったサングラス、佐々木からもらったハットをプライベートで着用したところ、先輩のダイタクから「町の笑われ者」とイジられたと話す。あるタレントからも二度見されたというが、スタッフは「町田さんってそういう感じの人なんだ」と個性を受け入れる空気だったそう。
番組が始まって約1年半。ふたりとスタッフとの間には和やかな空気を感じたが、番組作家の大内真凜によると「町田さんがエバースチームと私たちの間に入って、うまく立ち回ってくれる」とのこと。どうやら町田がスタッフとエバースの架け橋になっているようだ。
打ち合わせを終えると、佐々木は本番直前まで控室から出ることなく、ひたすらスマホを見つめる。一方の町田はコーラを購入し、喫煙ブースに行ってタバコをくゆらす。

佐々木の「町田エピソード」の多さは圧巻


いよいよオンエアがスタートし、町田のサングラスとハットの話や、初ライブDVDの発売についてなどをトーク。佐々木が町田をイジったり、ボケで話題をふくらませたりと、エバースらしさあふれるオープニングとなった。
CM中はお互いスマホを触ったり、作家と話したりとリラックスムード。CM後にこの日のテーマを紹介したあと、「効率がいいタイプかどうか」について語り合った。そのあとも「洋服を決めるのが面倒なので柄シャツにしている町田」、「佐々木が疑問を投げかけるゴールデンウィークの定義」など、どんどん話がスウィングしていく。
エバースの「自然な雑談」こそが、この番組の魅力だ。ラジオブースに同席する大内は、ふたりのやりとりを「いつまでも聴いていられる」と評する。また、番組作家の山村匡世も「ラジオではオフでしゃべる芸人さんが多いですが、ふたりはそもそもオンオフがなくてフラット。リラックスしたエバースさんの話が聴けるのは、ラジオならではの魅力です」と、スタッフからの厚い信頼がうかがえる。
個々の役割については、大内が佐々木を「(トーク中)端っこに引っかかったところから、とんでもない方向の“おもしろい場所”まで連れて行ってくれます」と絶賛。特にリスナーも楽しみにしているであろう「町田エピソード」の引き出しの多さは圧巻だという。一方、町田については、「佐々木さんがコントロールしているぶん、町田さんは気張っていない。テレビでは見せない脱力感がラジオっぽくていいのかなと思います」と山村。このふたりの絶妙なバランスこそが、唯一無二の空気を作り上げているのだろう。
本人たちにも話を聞くと、町田は「『GURU GURU!』は、公共の電波での放送。ドライブ中にたまたま流れていて、そこで初めて聴く人もいるわけじゃないですか。いろいろな人が聴く可能性もあるぶん、あまり内輪の話にならないように、下品になりすぎないようにしています。でも、全然内々の話になっちゃうときもありますけどね」と明かす。
一方、エピソードを用意しているときもあれば、していないときもあるという佐々木。「ホームになりすぎていて……。用意していないのはプロとしてよくないなって思います。少なからず変な感じになるときもあるので」と苦笑いを浮かべる。しかし山村は「佐々木さんは、メールのエピソードだけでもずっと話せる方。トークの器用さを感じます」と絶賛していた。


ゲストの前でも自然なふたりで
22時35分、シンガーソングライター・ふみのがナビゲーターを務めるコーナーに入ると、町田は喫煙ブースへ、佐々木はブースに留まってスマホを触っていた。


この日は佐々木にサプライズで、次回のゲストが森香澄であることが明かされる。『オールスター感謝祭』(TBS)で隣の席になり、スカしてしまったという佐々木は、「ヤベー!」「全部答え合わせされるってこと? キチィ〜!」と動揺。
本番組は、エバースとゲストのトークが楽しめるのも魅力のひとつ。その件についてもふたりに問うと、町田は「テレビでお会いしてもあいさつ程度で終わるなか、この番組ではじっくり話せる機会がある。いい経験をさせてもらっているなと思います」と語る。佐々木は「J-WAVEじゃなかったら、HANAからコメントをいただいたり、スタジオに来ていただいたりできなかったと思います。だいぶ職権濫用ですよね。改めて、ラジオのレギュラーがこの局でよかったと思います」と笑顔を見せつつ、「恩返しではないですが、ほかでもいっぱいがんばって、結果を残して、このラジオが人気になってくれたらなと思います。『M-1』決勝に出る前からやらせてもらっている番組でもあるので」と想いを語った。
さらに、この日はゲストに、エバースがMCを務めた『NSC大ライブTOKYO2026』で優勝した若手芸人・ゴーヤゴーが登場。CM中、ネタ披露で緊張している芸歴1年目のふたりに、町田が「マイクの位置大丈夫?」とフォローする場面も。また、佐々木も本番で果敢にボケてくる若手を優しく受け止め、彼らの悩みにも真摯に答えていく。出番終了後もふたりの漫才を褒めるなど声をかけており、“先輩芸人”のエバースが垣間見られた。

ラジオでは真剣に取り組みつつ、いい意味で肩の力が抜けていたエバース。結局、ふたりがありのままするトークが一番おもしろいのだ。取材を終えてそんなことを感じた。
6月24日発売『Quick Japan』vol.184の表紙・巻頭特集にエバースが登場
エバースが、2026年6月24日(水)発売の『Quick Japan』vol.184の表紙&巻頭特集に登場。特集のテーマは“TRUST YOUR FEELINGS.”。芸人人生の中のいくつもの分岐で、自分たちにとってリアルであること、向いていること、ダサくないことをその都度選んできた、エバースの研ぎ澄まされた感覚を徹底取材する総力特集になっている。
また、今回の特集では、ふたりへのソロインタビューのほか、パーソナリティを務めるラジオ番組『GURU GURU!』(J-WAVE)や5月8日からスタートした全国ツアー『エンタイトルスリーベース』での密着取材、ふたりをブレイク前からよく知る関係者への取材も実施。安易に世間に迎合しない、まわりの声に影響されない独自のスタイルの原点を掘り下げていく。

『Quick Japan』vol.184
2026年6月24日(水)発売予定
サイズ:A5/並製/144ページ
予価:1,650円(税込)
※内容は予告なく変更する場合があります
『GURU GURU!』
J-WAVE(81.3FM)
放送時間:毎週月曜~木曜22:00~24:00
ナビゲーター:MON/加賀翔(かが屋)、TUE/ダウ90000、WED/福留光帆・松井ケムリ(令和ロマン)、THU/エバース
番組YouTube:https://www.youtube.com/@GURUGURU_813
番組HP:https://www.j-wave.co.jp/original/guruguru/
番組X:https://x.com/guruguru_813
番組IG:https://www.instagram.com/guru_guru_813/
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