「体重を増やして“ワガママボディ”の維持&再現に注力します」『ジャングルの王者ターちゃん』レイヤーたちに聞いたコスプレの“こだわり”

2026.2.2
(左から)護(もり)さん、拳タロウさん、おさるさん

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


東京・池袋で開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025(池ハロ2025)』。QJWebでは同イベントに参加していた、人気アニメのキャラクターに扮するコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれのコスプレに対する“こだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。

コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。

そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、2025年下半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。

本稿でピックアップするのは、2025年10月24日~26日にかけて東京・池袋の東口エリアで開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025』。3日間で16万1000人が来場。コスプレパレードやギャザリング、さらにはKis-My-Ft2の宮田俊哉が登壇したステージ企画などが実施され、会場は大盛り上がりとなった。

屋外エリアに続き、サンシャインシティの屋内に設けられたコスプレエリアをのぞいてみると、こちらにはちょっと懐かしい作品のキャラクターに扮したコスプレイヤーが集結。その中には『ジャングルの王者ターちゃん』の“併せ”で参加していたグループもいて、取材を依頼したところ、快く撮影に応じてくれた。

「コミケでもやったことがあるコスプレなのですが、今回は思うように体を仕上げられなくて……。前回に少しでも近づけるように、限られた時間の中で体作りをがんばりました」(『ジャングルの王者ターちゃん』ターちゃん/拳タロウさん)

『ジャングルの王者ターちゃん』ターちゃん/拳タロウさん
『ジャングルの王者ターちゃん』ターちゃん/拳タロウさん

「コミケでもやったことがあるコスプレで、忠実に再現できるようにワガママボディを維持していたはずなんですけど、直前に体重を測ったところ、なぜか3キロ痩せてしまっていて……今後は体重をしっかりキープするよう、気をつけます。こだわったポイントは、マンガ版だとウェッティに見える髪の毛を再現するため、表面にゼラチンを塗ってウィッグを加工したところです」(『ジャングルの王者ターちゃん』ヂェーン/護[もり]さん)

『ジャングルの王者ターちゃん』ヂェーン/護(もり)さん
『ジャングルの王者ターちゃん』ヂェーン/護(もり)さん

「他のキャラと比べて衣装に特徴がないため、眉毛の濃さでペドロらしさを表現しました」(『ジャングルの王者ターちゃん』ペドロ・カズマイヤー/まー太郎さん)

『ジャングルの王者ターちゃん』ペドロ・カズマイヤー/まー太郎さん
『ジャングルの王者ターちゃん』ペドロ・カズマイヤー/まー太郎さん

「ウィッグはいつも依頼している美容師さんにカットしていただきました。とてもきれいに仕上げていただいたので、自分もそれに負けないようにメイクの練習をがんばりました」(『ジャングルの王者ターちゃん』梁師範/おさるさん)

『ジャングルの王者ターちゃん』梁師範/おさるさん
『ジャングルの王者ターちゃん』梁師範/おさるさん

「『ジャングルの王者ターちゃん』はかなり懐かしい作品なので、参考資料が非常に少なくて。“衣装はどうなってるのかな?”とアニメの一時停止を繰り返し、ひとコマずつ確認していったのは、衣装作りのいい思い出です(笑)。袖の切り口は雑なほうが作品の雰囲気に合っているので、あえて雑な感じに仕上げてみました。生地の質感は薄くもなく、重厚でもなくといった感じで、布選びに関しては個人的なイメージを優先させていただきました」(『ジャングルの王者ターちゃん』ヘレン野口/とーまさん)

『ジャングルの王者ターちゃん』ヘレン野口/とーまさん
『ジャングルの王者ターちゃん』ヘレン野口/とーまさん

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。

この記事の画像(全11枚)


この記事が掲載されているカテゴリ

somtum_tai2

Written by

ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..

関連記事

(左から)たべぽぅさん、春瀬ねむりさん、かなたさん

「みくるちゃんは左胸に星型のほくろがあるので忠実に再現しました」バニー&制服衣装の『涼宮ハルヒの憂鬱』コスプレイヤーたちに聞いた“こだわり”

(左から)天音ありぃさん、りんこさん、ぐぐるさん

「ボディラインをきれいに見せることができて気に入っています」『遊☆戯☆王』『アズレン』など“ゲームキャラ”コスプレイヤーたちに聞いた注力ポイント

(左から)えびびちりさん、Akheeさん、よこづなさん

「鎧の傷加工はメーカーさんからも“解釈が一致している”と喜んでもらえました」『ゼンゼロ』『魔界村』など“ゲームキャラ”コスプレイヤーたちのこだわり

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

EXILE NAOTOが語る、「勝負する身体」がステージと水面で魅せる“攻めの0.1秒”。大きな影響を与えるオーディエンスのパワーとは【『SG第40回グランプリ』特別企画】

4年目の今、重荷だった「王子様」を堂々と名乗れる。Last Princeが語る、プリンスを背負う勇気と楽しさ

ニューヨーク『Quick Japan』vol.181

ニューヨーク、60ページ総力特集「普通は勝てない?」を考える。バックカバーにはSHUNTO×MANATO×RYUHEI(BE:FIRST)が登場【Quick Japan vol.182コンテンツ紹介】

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】