【FRUITS ZIPPER】松本かれん「みんなが褒めてくれたから」コンプレックスを個性に変えた“NEW KAWAII”

2025.3.11

文=生湯葉シホ 撮影=飯田エリカ 編集=高橋千里


一度出会ったら忘れられないベビーフェイスとマカロンボイスで老若男女を虜にする松本かれんは、まさにFRUITS ZIPPERが掲げる「NEW KAWAII」の体現者。「子供のころから自己肯定感がめっちゃ高い」と自称する彼女の自信は、いつごろからどのように湧いてきたのか。

現在発売中の『Quick Japan』vol.176ではFRUITS ZIPPERを50ページで総力特集。発売を記念して、本誌に収録したソロインタビューの一部をQJWebで公開する。

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そのままの私を「好き」って言ってくれた

──松本さんは、幼少期から毎日「かわいい」と言われていたとか。

松本 家族がずっと言ってくれてました。うち、ママもパパもめちゃくちゃ親バカなんです。弟がふたりいるんですけど、弟が生まれる前はいつもママとパパと3人で一緒にいて。大好きだったセーラームーンのお洋服を買ってもらって、ちっちゃいころはどこに行くにも着ていたらしいです。

それでまわりからずっと「かわいいね」って言ってもらってて。私、今もめっちゃ自己肯定感高いんですけど、たぶんちっちゃいころから甘やかされてたからだと思います。

──松本さんは人の懐に飛び込んでいくのがとても上手な印象がありますが、それも子供のころからだったのでしょうか?

松本 うーん、そうかも。公園に遊びに行ったりしても、知らない子のお母さんのところに行って「うちのパパはね〜!」ってずっとしゃべりかけてたらしいです(笑)。

『Quick Japan』vol.176 特典ミニカードより/(まつもと・かれん)2002年生まれ、千葉県出身。ロケバス移動中から明るく場を盛り上げていたが、コテージの撮影ではスンとした大人な表情を見せてくれた

──では、幼少期からコンプレックスも少なかった?

松本 小学生のときは「アニメみたいな声」ってよくイジられてたから、声はそんなに好きなところじゃなかったかもしれないです。

でも、アイドルになってからは、ファンのみんなが声を褒めてくれるようになったから、自分でも気づいたら「チャームポイントはマカロンボイスです」って言うようになったなあって。

──自分のチャームポイントだと思えるところが増えたんですね。

松本 うん! そうです。丸顔なのも昔はちょっとだけ気になってて、大人になったらシュッとしてきれいになりたいって思ってたんですけど、ほっぺがかわいいってファンのみんながたくさん言ってくれて。

私のソロ曲にも(実際に歌いながら)「♪みんなの愛 ほっぺに詰めたら完成?」って歌詞があったりして、今はチャームポイントだなって思います。

だから、長所がいっぱいあるって思えるようになったのはFRUITS ZIPPERに入ってからかも。そのままの私を好きってみんなが言ってくれるから、かれんの全部をみんながNEW KAWAIIにしてくれた、みたいな感じです!

松本かれんにとっての「かわいい」とは?続きは『Quick Japan』vol.176で!

『Quick Japan』vol.176(表紙:FRUITS ZIPPER)
『Quick Japan』vol.176(表紙:FRUITS ZIPPER)

『Quick Japan』vol.176では、松本かれんに「かわいい」と「自己肯定感」をテーマにソロインタビュー。ここでしか見られない撮り下ろしカットや、木村ミサやマユリカの関係者インタビューなど、ファン必読の一冊に仕上がっている。

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生湯葉シホ

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生湯葉シホ

1992年生まれ、東京都在住。WEBメディアを中心に、エッセイやインタビュー記事の執筆を行う。『大手小町』にて隔週でエッセイを連載中。 ブログ『湯葉日記』

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