2023年9月21日~24日に開催された『東京ゲームショウ2023』の会場で、人気ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーたちの写真とともに、“衣装やメイクに対するこだわりポイント”について聞いたレポートをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”
コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。2023年も全国各地でさまざまなコスプレイベントが実施されたが、その締めくくりとして、12月30日・31日には東京ビッグサイトで、世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット103』が開催。こちらも盛り上がることが予想される。
それに先駆けて本記事では、同年に実施されたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。
ちなみに、ここでピックアップするのは『東京ゲームショウ2023(以下、TGS2023)』で見つけた、スマートフォンゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』のヒロインに扮したコスプレイヤーたち。屋外に設けられた撮影エリアには、メイド衣装のほか、バニーガールのコスチュームや体操服など、さまざまなバージョンの衣装を着こなした『ブルアカ』レイヤーが駆けつけ、写真撮影や交流を楽しんでいた。
*
「ボリュームのある前髪が特徴的なキャラクターなのでそこをしっかり再現したくて、ウィッグカットとセットにはこだわりました。それと、切れ長の目もトキのチャームポイントなので、イラストやゲーム画面を参考にしながらアイメイクにも注力しています。身体のラインがきれいに見えるようにポージングにも気をつけたので、そのあたりにも注目していただけるとうれしいです」(『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』飛鳥馬トキ/ふれいあさん)
「バニーガール衣装をきれいにかっこよく着こなすために、身体づくりをがんばりました。気が強い性格のキャラクターなので、その雰囲気を再現するために表情の作り方やポージングの練習をしてきたことも、こだわったポイントです。頭上に浮かんでいるHALO(ヘイロー)は自作で用意したものなんですけど、なかなかいい感じに仕上がったんじゃないかな、と思っています」(『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』美甘ネル/Aleiotaさん)
「『ブルーアーカイブ』のコスプレは武器があってこそ映えると思うんですけど、『TGS』は全長50cm以上の長物(小道具)の持ち込みが禁止になっていて……。とはいえ、せっかくのゲームの大型イベントですし、『ブルアカ』のコスプレで“併せ”もしたかったので、『だったら武器なしでも違和感のない体操服バージョンでそろえよう』ということになり、今回はこちらの衣装で参加しました。こだわったポイントは、足がきれいに長く見えるように、全体的に丈感を調整したところですね」(『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』早瀬ユウカ/希林まおはさん)
大盛況となった『TGS2023』や『東京コミコン2023』に続き、QJWebでは今後も全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、リポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。
関連記事
-
-
サバ番出演、K-POPへの憧れ、両親へのプレゼン…それぞれの道を歩んだ5人が、新ガールズグループ・UN1CONになるまで
UN1CON「A.R.T.」:PR