写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
母と歩いたあの日のホコ天

第80回。
つい先日、訪れた銀座。
久しぶりに出会った歩行者天国を味わい、高揚した気分で歩いていた。
円安の影響なのか、街は観光客で賑わっていて日本語よりも中国語のほうが飛び交っていた印象。
身につける装飾はキラキラとしていて、甲高く力強い声色の外国人と低迷した日本の空気が混ざり合ってなんとも言えない質感だった。
そんな活気がチグハグなホコ天がおもしろかった一枚。
フィルムで撮るホコ天は懐かしさを帯びて、母と歩いた日々を思い出した。
それと同時に懐かしさばかりを感じてしまう自分自身の活気のなさが露呈した気がした。
今を楽しもう。

NAOYA(ONE N’ ONLY)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
関連記事
-
-
「奪われたものは取り返すつもりで生きていく」FINLANDSが4年ぶりのアルバムで伝える、新たな怒りと恥じらい
FINLANDS『HAS』:PR -
牧場バイトからアイドルへ、かてぃが歩んだ多彩な仕事遍歴
求人ボックス:PR