テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。

『まつもtoなかい』（8月6日放送）

ゲストはつんく♂と後藤真希、辻希美、譜久村聖。松本はシャ乱Qの曲が大好きで、カラオケに行ったら今でも歌うという。売れるか売れないかくらいのころ、松本の車の中にシャ乱QのCDがあったという“伝説”があったが、それも当時は本人たちには言わなかったが「本当」だという。

中居とつんく♂は石橋貴明と共にクラブへ遊びに行ったことがある仲。フロアに踊りに行った中居がいつの間にか一般客とケンカをしていたという。いきなり蹴られたと主張する中居は馬乗りになっていたそう。

最後までシークレットになっていたゲストはFUJIWARA。つんく♂はどうしても会いたかった親友として『ヤングタウン』で共演していたFUJIWARAを真っ先に挙げたという。「いらんいらん」と笑う松本「隠しゲストとしては最弱（笑）」。

シャ乱Qが『HEY！HEY！HEY！』に出演する際も、事前にFUJIWARAに立ち回り方を相談したそう。浜田がツッコみやすいように頭を持っていったのも彼らのアドバイス。浜田にツッコミで「叩かれると売れる」というジンクスは当時よく言われていたが、最初に言い出したのはつんく♂だったという。

『ソウドリ』（8月7日放送）

今回の「解体新笑LIVE」は三四郎とキャプテンバイソン。三四郎について「格が上がっている感じがした」と徳井。ツッコミのときに寄るマイクの使い方の変化を指摘するのが有田らしい。以前の小宮のワードセンスを押し出し小宮で笑わせる漫才から、ふたりで笑わす漫才に進化したと分析する。

そんな三四郎は相田が松葉杖姿で登場。準備運動ゼロで坂道ダッシュをしたことが原因で、アキレス腱を切ったのだという。松葉杖をボケで使いながらふざけている感じが、確かに有田・徳井の言うとおり、ふたりでふざけ合っている感じでおもしろい。

最後に徳井が有田に、くりぃむしちゅーが三四郎と同じような芸歴と立場だったら『THE SECOND』に出るかを質問。すると「出ない」と即答する有田。その理由を「ネタでしか判断してもらえないことが嫌だった」と語り「ネタはネタでがんばりますが、僕個人はいかがでしょうか。上田個人はいかがでしょうか。クイズとか出たときの僕らはいかがでしょうか。全部を見てもらいたいのに何かあったらネタっていうのが嫌なのよ」とつづける。

一回でもスベったら落ちてしまう綱渡りをしているようだったという。若手時代いかにネタのプレッシャーがあったかがよくわかる。ネタ偏重の現在はそれ以上だと思うとその壮絶さを思ってしまう。