写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
月曜日は、加賀翔(かが屋)が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
東京駅での出会い

第55回。今回は皆既月食のあれこれ。
月食の写真を至るところで上げてしまったので今回は上げていなかった東京駅の写真。
バズーカに耐え得る三脚を用意しておらず壊れてしまい、画質では勝負できないといろいろな場所へ。公園やビルの隙間、オフィス街、最終的に東京駅まで行った。
着いたときがちょうど光が戻り始める直前で、駅前にはすごい人だかり。
少し離れたところを見つけ、その大事な瞬間を撮ろうとカメラを構えたら、急に3人組の外国の方に声をかけられ、そこからめちゃくちゃ話された。僕は英語がわからず、まったく何を言われているのか理解できなかったけどとにかく長い文章で話しかけられてものすごく怖かった。
僕がビビっている間に月は光を取り戻し始め、外国の方はその月を見ずに僕に話しかけている。こんなレアな状況でなんで月より僕のカメラを見てるのかわからない。
どうしたらいいかわからず撮った写真を一応見せてみたら「Cool!!」と言い、皆既月食に背向けて去っていった。
3人組のひとりが一瞬残り「ありがとね」と流暢に言ってきてめちゃくちゃびっくりした。話せるならちょっと助けてほしかった。



加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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