写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
月曜日は、加賀翔(かが屋)が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
縁を感じた“鶴”の絵柄

第53回。今回は扇のイヤリング。今年の『キングオブコント』にまつわる写真は今回が最後の一枚。
ファイナルステージに残れたらやりたいなと思っていた占い師のコントがあり、そのネタでは僕が占い師の女性役を演じる予定でした。リハーサルからふたつのコントどちら共、道具を用意してくださっていて夢のようです。
衣装なども用意してくださっているのですが、そこで見せてもらったのがこのイヤリングでした。こんなイヤリングどこで見つけてくるのだろうというようないいデザイン。
しかも鶴が描かれており、僕たちがやっているラジオが『かが屋の鶴の間』(RCCラジオ)というタイトルなので、偶然かもしれませんがこの一致がとてもうれしかったです。
ただ、せっかくお借りしたのに負けてしまい本当に残念でした。しかしその方が本番終了後、わざわざこのイヤリングを持ってきてくれて「よかったらどこかでまた使って。楽しみにしてます」とプレゼントしてくださいました。
今年こんな機会をいただけて大会に関われたことが本当にうれしいです。このイヤリングで必ずコントしますし、本物の扇のようにちゃんと閉まるというギミックつき。キラキラしながら開閉するところをぜひ見に来てください。

加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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