写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
贅沢で最高な夜
第25回。
今回は僕の愛しに愛して憧れに憧れている音楽アーティスト「yonawo」のボーカルこと荒谷翔大との居酒屋2軒目での一枚です。
荒谷くんとは去年にラジオで初めて出会い、ほぼ強引に連絡先を教えてもらって以来、数回ほど飲みに行かせていただく仲になりました。(そのうちの1回はリモート飲み)
この日は雨が降っていて、夜に灯す車のランプの乱反射と交差点を行き交う人々の伏し目がちなムードにyonawoイズムを感じていたら一杯飲みたくなり、え、それなら本人に会いたくなり、連絡してみたらまさかのベストタイミングで合流してくれました。
なんて贅沢な。
オシャレなオレンジワイン片手にお互いの活動について話しながらスタートした夜でしたが、目まぐるしいスピードで時間が経ち、すぐさま見つけた2軒目ではお互い芋焼酎ソーダ割り片手にサザンオールスターズの好きな曲談義で盛り上がりました。
そしてまさかのまさか「かが屋」の加賀(翔)くんも少しだけ顔を出してくださり!
まるで映画『ミッドナイト・イン・パリ』の夜のような夢にあふれた時間で一分一秒が恋しかったです。
ちなみに荒谷くんは軽く10数杯を飲み干しても余裕の笑みでした。
森田は次の日、地獄を見ました。笑
そんなある日の最高な夜でした。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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