2ndラウンドがスタート。デビュー組メンバーのEJが抱いたリーダーとしての葛藤【『&AUDITION - The Howling -』レポート#2】


本番前、メンバーに突きつけられる厳しい現実

猛練習の日々を乗り越えて2ndラウンドの本番当日を迎えた14人(体調不良によりJUNWONが欠席)は、早朝から続々と現場に向かって行く。スタジオに入ると、1stラウンドのときよりも大きなステージがメンバーを出迎えた。

NICHOLASの「ストレッチしようか」という声かけをきっかけに、全チームがストレッチを開始。黙々と体をほぐしていると、スタッフから「EJチームのリハーサルを行います」と声がかかった。

リハーサルを終えたあとも、本番直前まで休むことなく練習する4チーム。本番30分前には、スケジュールの関係で現地に来ることができなかったソン・ソンドゥクを除いた3人のプロデューサーが審査員席に現れた。

少し時間を置いて、衣装に着替えた14人がステージに登場。「2ndラウンドのミッションを通して、リーダーの学びと責任感を得た。リーダーではないほかのメンバーもたくさん助けてくれて、楽しく練習できた」と話すEJを前に、彼らの練習を見てきた井上さくらはうれしそうに目尻を下げた。

2ndラウンドのステージに立つ4チーム (c)HYBE LABELS JAPAN
2ndラウンドのステージに立つ4チーム (c)HYBE LABELS JAPAN

本番を前にプロデューサー陣から突如“&RING(エンリング)”の現状確認が行われ、達成率が10%未満であることが告げられる。想像以下の進捗状況に、思わず言葉を失ってしまうメンバーたち。1stラウンドで少なかったぶんの“&BALL(エンボール)”を残りの3回のラウンドで獲得しなければ、メンバー全員がファイナルラウンドに進めなくなってしまうのである。

デビュー組の最年少TAKI(写真右)も、現状の達成率の低さに不安げな表情を浮かべていた (c)HYBE LABELS JAPAN
デビュー組の最年少TAKI(写真右)も、現状の達成率の低さに不安げな表情を浮かべていた (c)HYBE LABELS JAPAN

EJチームが挑んだ起死回生のパフォーマンス

そして、いよいよ本番がスタート。ステージに上がったEJチームは、並々ならぬ緊張感に包まれていた。その原因は、本番数日前に行われた中間チェックにあった。このとき、EJチームのメンバーは残酷な現実を叩きつけられていたのである。

本番前、緊張している様子のEJチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
本番前、緊張している様子のEJチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

ダンスチェックではFUMAが小道具の帽子を落としてしまい、ボーカルチェックではEJとHARUAが音楽を楽しめていないことを指摘されてしまう。結果として、中間チェックの時点でEJチームが獲得できた&BALLはたったひとつ。順位は最下位だった。リーダーを務めるEJは、「チームにも申し訳ない。リーダーとして役に立てなくて、“ごめんなさい”と謝りたい」と胸を痛めていた。

数日後、EJは疲れたメンバーを癒やすべく、釜山で“檜のせいろ蒸しツアー”を実施。肉・野菜・魚介類がギュッと詰め込まれた3段のせいろを囲み、蒸し上がるまでの時間で中間テストの反省会を行った。ディテールに集中し過ぎて音楽を楽しめていなかったことや、研究し過ぎてエネルギーにバラつきが出てしまったことなど、メンバーで改善点をすり合わせていく。食材が蒸し上がると4人で食事を楽しみ、本番に向けて英気を養った。

そして迎えた2ndラウンドの本番、EJチームは表情豊かなパフォーマンスを披露。中間チェックで厳しい評価を下していたSoma Gendaも「僕が思っていた方向に進んでくれてよかった」と激励し、井上も「中間チェックよりはすごくよくなった」と安堵の表情を見せた。

初めて彼らのパフォーマンスを目にしたPdoggは、「全体的にクオリティの高いパフォーマンスを見せてくれました」とエールを送った。リーダーを務めたEJは、「中間チェックのときは本当に自信がなくなって、僕がリーダーとして足りない部分があるのかと思ったんですけど、本番ではみんなの成長した姿を見せることができて、うれしかったです」と笑顔でコメントした。

第3話、2ndラウンドに密着。SEVENTEENも登場!?

7月23日配信の第3話では、2ndラウンド“コンセプトミッション”に挑戦する3チームに密着。さらに、HYBEの先輩アーティストであるSEVENTEENからのサプライズメッセージも届けられる予定だ。

&AUDITION - The Howling - #3 Preview

【『&AUDITION - The Howling -』Huluで独占配信中】
日本を皮切りにグローバルを舞台に活躍するアーティストを生み出すプロジェクト「HYBE LABELS JAPANグローバルデビュープロジェクト」のオーディション番組『&AUDITION – The Howling -』は、2022年7月9日(土)からHuluで独占配信中(毎週土曜に新規エピソードを追加配信)。
番組URL:https://www.hulu.jp/andaudition-the-howling

『&AUDITION - The Howling -』Huluで独占配信中 (c)HYBE LABELS JAPAN
『&AUDITION - The Howling -』Huluで独占配信中 (c)HYBE LABELS JAPAN

【YouTubeチャンネル『HYBE LABELS +』でビハインド映像などを公開中】
YouTubeチャンネル『HYBE LABELS +』では、「Behind Sketch」や「Highlight Clip」など『&AUDITION - The Howling -』の関連動画を随時公開中。
URL:https://www.youtube.com/c/HYBELABELSPLUS

&AUDITION - The Howling - #2 Behind Sketch

この記事の画像(全6枚)




関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

NewJeans

HYBE新レーベルから、ガールズグループNewJeansが誕生。その“異例”なデビュープロセスとは?

『&AUDITION - The Howling -』レポート#1

次代のBTSがここから誕生!? HYBE LABELS JAPANが仕かけるオーディション番組がスタート【『&AUDITION – The Howling -』レポート#1】

(C)HYBE LABELS JAPAN

HYBE JAPAN初のグローバルボーイグループオーディション番組『&AUDITION – The Howling -』放送決定

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】