BE:FIRST、初有観客ライブで抱いたファンへの想い「愛を感じて泣きそうになった」【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#5】


初の有観客ライブ『SUPERSONIC』

そして迎えた『SUPERSONIC』当日の9月18日。控室には、直前に行ったリハーサルの映像を確認するメンバーの姿があった。スタッフに「リハ、どうだった?」と聞かれ、「なんか、めちゃくちゃ楽しかったです」と目を輝かせたSOTA。「お客さんが入ったら、押し潰されそうになるかもしれないです」とつづけ、未知なる経験に胸を高鳴らせた。

「(リハーサルの映像に)かっこよく映っていましたか?」と尋ねられたRYOKIは、「はい、なんか金髪のお兄ちゃんがいました」とにっこり笑った。LEOは、「観てくださる皆さんに、最高のパフォーマンスを届けられるようにがんばります。あとは、自分たちが楽しむだけだと思うので」と爽やかに語った。

BE:FIRST / Shining One -SUPERSONIC 2021@ZOZO MARINE STADIUM-

ステージ終了後のメンバーは、すべてを出し切った様子だった。「今、脱水ですもん」と、興奮冷めやらぬ息遣いをしていたのはLEOだ。つづけて「お客さんの顔があんなに鮮明に見えるとは、うれしいですね。愛を感じて『Shining One』で泣きそうになっちゃった」と喜びを口にした。

初の有観客ライブを終え、晴れやかな表情の7人のもとに現れたSKY-HI。ここでBMSGの代表でもある彼の口から、メンバーを驚かせる新たな発表があった。

「『SUPERSONIC』しかり、大きい会場でライブをする機会は今後もあると思っています。立川でやる『“FIRST” One Man Show -We All Gifted.-』だけだと、まだ生で会いたい人がいっぱいいるだろうということで、12月と1月にZeppツアーをやろうかなと。大きいところでライブをやりつつ、曲数がそんなにそろう前の段階から、パフォーマンスを通して着実に人とコミュニケーションを取っていきたい。

Zeppは、歌がうまい人とそうじゃない人の差が明確に出てしまうライブハウス。『どこにいっても絶対に恥ずかしくないぜ』という状態を作るために、一番音のいい環境で着実にやっていこうと思います。今のところはパフォーマンスをすることがスペシャルなイベントだけど、そのツアーが終わるころにはきっと、パフォーマンスを人前でするということが人生の一部になってくる。そうしたら、次に大きいところでやったときの見え方も変わってくるだろうし、また自分たちのツアーをやったときの見え方も変わってくる。そうやって1年くらい活動したら、すごいことになりそう」

突然の発表に、喜びと驚きを隠せない7人。スタッフに「Zepp、決まってどうですか?」と聞かれたRYUHEIは、「ヤバイしか出てこないです。Zepp Nagoyaは僕もライブを観に行くことがあったので、自分がやることになったのはうれしいです」と答えた。

MANATOは、「Zeppは先輩のアーティストさんとかを観に行っていた場所なので、ヤバイです。ワクワクしてるんですけど、鳥肌が立ち過ぎて寒い。地元でライブできるのが一番うれしいですね」と笑顔を見せた。

『BMSG Showcase 2021 in INNOFES』

この記事の画像(全83枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

BE:FIRST

BE:FIRSTが初のファンミーティングを完走。2ndシングルのリリースも発表

【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#4】

BE:FIRST「Kick Start」振り作りに密着。“最初の曲”として「超える曲はなくていい」【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#4】

『あの日のTHE FIRST』#12 SKY-HI

SKY-HIが振り返るオーディションの日々「『THE FIRST』は我々の人生を大きく変えた」【『あの日のTHE FIRST』レポート#12】

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】