第一線で活躍するアーティストが、思い入れのある楽曲を紹介する連載企画「アオハルアルバム」。
第6回は12月1日にファーストフルアルバム『HAKKIYOI!!!!!』をリリースしたRunny Noizeから、洲崎貴郁と山田健人がそれぞれ登場する。Runny Noizeは、洲崎と山田によるお笑いコンビ・ラニーノーズに、児玉とみー優也とフクシマテツヤを加えた4人組バンド。今回は、芸人として活動しながら本格的にバンド活動もつづける山田の原点となる「学生時代にカバーした思い出の曲」を紹介する。
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目次
大きな古時計
ギターを始めたときに最初に練習した曲。大学生のとき、ギターを持ってきていたせいで授業中に弾き語りする羽目に。パンクロックばかりコピーしていたため、みんなが知っていそうな曲がほかになく、この曲を披露する。地獄の空気になる。黒歴史に刻まれる。
Sum 41/Fat Lip
高校生のときに初めて組んだバンドでコピーした曲。
初ライブでもこの曲を披露。ただしメンバー全員がエフェクターを持っていなかったので、ペラペラの音でパンクロックを演奏する。観にきてていた兄に「セミの鳴き声みたいやった」と言われる。
BEAT CRUSADERS/JAPANESE GIRL
高校生のときにバンドでコピーした曲。母校の中学校文化祭にてこの曲を披露。人生2回目のライブ。ビークルのマネをして仮面をつけて演奏する。
普通に素顔でライブしていたのに、この曲のときだけ仮面をつけたので地獄の空気になる。さらに、このときもまだエフェクターを持っていない。母親が撮影していたビデオを見直すと、「恥ずかしい。恥ずかしい」と母親の声が入っていた。
Murderdolls/Love At First Fright
高校生のときにバンドでコピーした曲。地元の祭りで披露。
好きな女の子が観にきていて、ライブ終わりに感想を聞くと「めっちゃ動いてたなぁ」と演奏ではなく動きを注目される。
ニューアルバムから「I fell in love with a ZOMBIE〜俺はゾンビに恋をした〜」
ゾンビ映画で“好きな子がゾンビになってしまい悲しい”という状況はよくあるけど、ゾンビを好きになる物語は観たことがないなと思い作りました。
モテない童貞男がゾンビを好きになり、永遠の恋を求めるという話です。 甘く切なく少し臭い、そんなラブソングをぜひ聴いてください。
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『〜HAKKIYOI!!!!!なんばハッチッチであっちっちライブ〜』
日時:2021年12月28日(火) 開場17:00/開演18:00
会場:なんばHatch
料金:前売¥3,500/当日¥4,000関連リンク