写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJカメラ部」。
土曜日はアーティスト、モデルとして活動する森田美勇人が担当。2021年11月に自身の思想をカタチにするプロジェクト「FLATLAND」をスタート、さらに2022年3月には自らのフィルムカメラで撮り下ろした写真をヨウジヤマモト社のフィルターを通してグラフィックアートで表現したコレクション「Ground Y x Myuto Morita Collection」を発表するなどアートにも造詣が深い彼が日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
今年も焦がれ焦がされ
第119回。
2024年もあっという間に残暑となりましたが、みなさんはまだ焦がれ焦がされお過ごしでしょうか。
私事ですが、今年は日焼け止めを毛嫌いせずに露出した肌全域に塗りたくったものの、健闘虚しく、私の腕like aフランスパンは今年もおいしく焼き上がりました。
こんなに吸収力のいい細胞はきっとどこにいってもやっていけそうです。
まだまだ日本特有の湿った天気が続きますが、冷えたビルから外に出た瞬間の眼鏡の曇りにお気をつけください。
ただいま発生中の台風10号は全国ツアーを予定してますが、どうか中止になりますように。
気をつけて静かに乗り越えましょう。
そしてまた晴れやかに育ちましょう。
それでは。
森田美勇人「Time」配信中
『森田美勇人Photo&Essay「青葉の音」』
発売日:2024年7月20日(土)
価格:3,200円+税
仕様:B5判/64ページ
販売:QJストア、Amazon
発行:太田出版
NAOYA(ONE N’ ONLY)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、工藤遥、RUI・TAIKI・KANON(BMSG TRAINEE)、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。