「付き合ってない彼女の写真集を作りたい」。たまゆら学園がクラファン企画を始動
“妄想では付き合ってる”カップルチャンネル「たまゆら学園」が、付き合ってない彼女の写真集を作るため、クラウドファンディングを開始した。
妄想カップル「たまゆら学園」
たまゆら学園は、植木おでんとわたあめりなによる吉本興業所属の男女コンビで、YouTubeやTikTokを中心に活動。妄想で付き合ってると思い込んでいる男と、現実では付き合ってないと主張する女のコントを2年半ほどつづけている。コントとはいえ、植木おでんの相方“りなちゃん”への愛情が暴走し、台本なのかガチなのかわからない瞬間もしばしば。距離感のおかしい独特な関係性と世界観に視聴者も巻き込まれ、YouTubeの登録者数は32万人を超えている。
“付き合ってない彼女”りなちゃんの写真集を作りたい
今回写真集を作ることになったきっかけは、植木おでんがわたあめりなと日々デートするなかで感じた「今この瞬間の素敵な表情をずっと残したい」、そして「この素敵な表情を独り占めするのではなくYouTubeを見てくださっている皆さんにも共有したい」という強い想いにある。
そのため撮影は、プロのカメラマンではなく、植木おでん自らが担当する。植木は、「“心を許す相手にしか見せられない”りなちゃんの『自然な表情』を引き出したい」とコメント。彼氏目線で撮影することで、感情移入しながらデートを体験できる写真集を目指すという。
リターンは1000円から用意しており、3000円でデジタル写真集、4000円で紙の写真集、6000円でわたあめりなのサイン入り写真集(紙)が送られる。なお、今回の写真集はクラウドファンディングで支援した人しか手に入らない限定版。この機会をお見逃しなく。
植木おでんによるコメント
1:この企画を始めた経緯を教えてください。
写真は時間と空間を切り取ることが出来ます。YouTubeで見せているデートの映像では、楽しんでいるのか、怒っているのかが前後の文脈で分かってしまうと思うのですが、写真として切り取りその文脈を排除することで、より理想に近い“りなちゃん”が作れるのではないかと思いこの企画を始めました。
2:リターンをどうやって決めましたか。
形として残る写真集をみなさんに届けられたらと思い、メインのリターンは写真集そのものにしました。
ほかは支援者の方だけに送るお礼の動画やオリジナルの応援動画など、間接的に視聴者の方と交流できるような内容にしています。その人だけに向けたオリジナルの動画なので、特別なものにしていただければと思います。
3:どんな写真集を目指していますか。
今回は“表情”をより見せられる写真集にしたいです。ポージングやロケーションももちろん大事だと思うのですが、僕たちはカップルということで、彼氏にしか見せないさまざまな感情を孕んだ表情を、彼氏目線で撮影することで、感情移入しながらデートを体験できる写真集を目指しています。
4:芸人としてのたまゆら学園のおもしろさはどこにあると思いますか。
男女コンビということで、傾向として男性は理屈的・女性は感情的という部分のズレを使って笑いを作ることを意識しています。
僕は僕なりのズレた理屈を通しつづけ、相方はそれに感情的に反応する。
そもそものボケ・ツッコミは常識という共通認識があり、それを正していくというのが主だと思っているのですが、今は多様性を受け入れて“普通はこうだ”の定義がしづらい時代になっていると思います。
その中でも対立構造が作れるこの仕組みで、新しいコンビの形に挑戦していきたいです。
5:たまゆら学園のYouTubeの魅力を教えてください。
YouTubeを始めるときに作ったコンセプトが“妄想では付き合ってるカップルチャンネル”でした。妄想で付き合ってると思い込んでいる男と、現実では付き合ってないと主張する女のコントを2年半ほどつづけています。
このひとつの設定を、いつまでつづけていくかの“しつこさ”と、どこまで幅を出せるかという“遊び方”に注目してもらえるとおもしろいかなと思います。