11月30日(水)に行われた『M-1グランプリ2022』準決勝。28組が出場し、うち9組が決勝進出を決めた。本稿では準決勝の模様を写真と共にレポートする(全28組の漫才の模様は写真ギャラリーに掲載)。
『M-1グランプリ2022』決勝進出9組が決定、初進出は男性ブランコ、カベポスターら5組
今、一番おもしろい28組が集結
今回の準決勝では、ベストアマチュア賞に選ばれた深海魚が特別にネタを披露。『M-1グランプリ2022』エントリー開始の3カ月前に結成した兄妹コンビだというが、堂々とした立ち振る舞いで漫才をやり切り、会場を沸かせた。
トップバッターとして登場したのは、ワイルドカードで勝ち上がった金属バット。芸歴15年目で今大会がラストチャンスとなるふたりが、初のワイルドカードからの決勝進出をかけて勝負に挑んだ。
そのあとは、カゲヤマからTHIS IS パンまで5組連続で初の準決勝進出コンビがつづいたAブロック。最後は今年『ABCお笑いグランプリ』などで優勝し、勢いに乗るカベポスターがセンスの光るネタを披露した。
Bブロックは結成5年目の令和ロマンからスタート。
そこから昨年ファイナリストの真空ジェシカや『キングオブコント2013』王者のかもめんたる、2度の決勝進出経験があるミキら実力者がつづく。
そんななか、最後に登場したのは令和ロマンと同期のヨネダ2000。昨年は結成1年目ながら、準決勝に進出し話題を呼んだが、今年はさらにパワーアップした姿を見せた。
Cブロックも準決勝初進出コンビが5組とフレッシュな顔ぶれに。しかし最後はウエストランドが井口浩之の毒舌が光るネタで決勝進出経験者の実力を示した。
最後のDブロックには、昨年ファイナリストのロングコートダディやオズワルドなど注目コンビが集結。
その中で唯一、初の準決勝進出となったのはストレッチーズ。舞台全体を大きく使った漫才を披露した。
誰が勝ち上がってもおかしくない準決勝を突破したのは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000の9組。うち5組が初の決勝進出を決めた。
【写真28枚】『M-1グランプリ2022』決勝進出者発表会見レポート「年々めちゃくちゃになってる」9組のコメント
決勝戦は、12月18日(日)午後6時34分からABCテレビ・テレビ朝日で放送。また準決勝で敗退した18組(GYAO!ワイルドカード枠の金属バットはここで敗退)が残りのひと枠をかけて争う敗者復活戦は、同日午後2時55分から放送される。
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