『M-1グランプリ2021』決勝進出を皮切りに、着々と知名度を上げているお笑いコンビ・真空ジェシカ。
しかし、『ラヴィット!』(TBS/2022年2月2日放送)でありのままにボケまくり、お茶の間を炎上させてしまった。
ただ笑顔が見たかっただけなのに「害悪」とまで言われた真空ジェシカが、もっとお茶の間に愛される存在になるべく行われた『真空ジェシカのお茶の間ーちゃん』の全容をお届けする。
(※本公演は『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』(TBSラジオ)のラジオイベントです)
『ラジ父』を支えるネタメール企画
冒頭、『ラヴィット!』出演時の映像と共に、辛辣なアンチツイートが続々と流れる。
改めて映像を観た真空ジェシカのふたりは「然るべくして炎上した」「俺たちも“害悪”と思った」と各々感想を述べた。
最初の企画は「ラジ父リスナーのお茶の間ーちゃん」。
コーナーに力を入れている本ラジオ。過去のネタメールで優秀だったものを、リスナー投票をもとにランキング形式で発表。
色褪せることのない秀逸なネタメールの数々。投票理由と感想を述べながら丁寧に振り返ることによって、リスナーはもちろん、普段ラジオを聴いていない人でもじゅうぶん楽しめる企画となった。
『ラヴィット!』完全パロディ『ラヴィ父!』
『ラヴィット!』オープニング曲の「ヒューマニティ!」と共にあまりにも既視感のあるオープニング映像が流れ、舞台上にセットが組まれる。
MCは、昨年に続きイベントを成立させるために呼ばれた男、トンツカタン森本晋太郎(成立松)。
ひな壇ゲストは、真空ジェシカと親交の深いママタルトとケビンス。そして、“お茶の間といえば”ということで呼ばれたなすなかにし。
全身タイツが奇妙な偽ラッピーの姿も。
番組の肝であるロケVTRには、ウッソン嘘松真二(コットン西村真二)に続き、真空ジェシカが愛してやまないドンココが出演。スター登場かの如く盛り上がる一同と客席。本家さながらVTRの途中で大喜利的クエスチョンが課せられる。
回答タイムは大いに盛り上がり、早く正解発表に行きたいMC森本vs回答をやめないひな壇という対立構造に。最初こそ「許可取っとんのか?」と難色を示したなすなかにしだったが、本家で鍛え上げた確かな実力を振りかざし、どのコンビよりも企画を白熱させた。
最後にキーワードを引用リツイートして参加するプレゼント企画まで行い、『ラヴィット!』の完全パロディを遂げた。