森ノ宮マンゲキ初のオールナイトイベント『深夜テンションフェス’24』開催!深夜ならではのドキドキコーナーも
9月7日(土)、森ノ宮よしもと漫才劇場で“初”となるオールナイトイベント『森ノ宮オールナイト企画 深夜テンションフェス’24』が行われた。イベントには人気芸人たちが集結し、 タイトルどおりに深夜のテンションで爆笑のステージを見せた。
マンゲキメンバーと一緒に夜明けまで!
イベントのパーソナリティは、ツートライブ(たかのり、周平魂)が担当。祇園(木﨑太郎、櫻井健一朗)、デルマパンゲ(迫田篤、広木英介)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)、ダブルアート(タグ、真べぇ)、令和喜多みな実 河野、セルライトスパ(肥後裕之、大須賀健剛)、黒帯(大西進、てらうち)、パーティーパーティー(きむきむ、ひらかわ)、ネイビーズアフロ(みながわ、はじり)、隣人(中村遊直、橋本市民球場)、華山(やすい、にこらす)、20世紀(木本悠斗、しげ)、からし蓮根(伊織、杉本青空)、ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)、豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)、ドーナツ・ピーナツ(ピーナツ、ドーナツ)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が深夜の森ノ宮に登場した。
オープニングアクトを務めたのは「伊織歌舞伎」。伊織、タグ、にこらす、橋本、ピーナツ、広木、はじりといったメンバーが舞台に勢ぞろい。一斉に顔を上げると白塗りの顔に笑いが起こる。伊織がこのイベントが普段の公演よりパワーアップしていることを伝えるように「深夜のテンションで夜が明けるまで大いに笑ってくださいませ!」とあいさつ。そこから全員が口上を行い、最後は伊織の“にらみ”で会場を盛り上げた。
イベントのオープニングでは全員がステージに登場。ユニフォーム姿のきむきむが飛び出し、全員から「(ラグビー芸人の)しんやや!」とツッコミが入る。伊織座についても改めて紹介するが、「これまで伊織座を見たことがある人」と会場に問いかけると、ほとんど手が上がらず、実はかなりアウェーの中での口上だったことに会場は爆笑。
たかのりからは、ライブ終盤の第3部で、全メンバーを3チームに分けて合唱コンクールが行われること、優勝チームには賞金があることが伝えられる。合唱チームのリーダーは木﨑、肥後、木本の3人。さらに1部の最後に行われる「激突!段ボールロボット大戦」では、2チームに分かれてダンボールの自作ロボットで対決。このコーナーのチームリーダーは吉田たち、フースーヤのふた組。フースーヤ軍の搭乗員は、しげに決定。吉田たち軍はひらかわに決まり、いよいよイベントはスタートした。
深夜ならではの企画が続々!
第一部『深夜レベル70%〜徐々に深夜のギアを上げていくゾーン〜』は、「出陣! 即興漫才合戦 森ノ宮の乱〜夏〜」からスタート。コーナーMCはラニーノーズが務める。春の開催に続いて2回目となる今回。セルライトスパ大須賀軍は、河野、きむきむ、みながわ、にこらす、伊織、ピーナツ、ドーナツ。デルマパンゲ迫田軍は、木﨑、櫻井、周平魂、たかのり、大西、はじり、青空というメンバー。ネタ時間は3分、観客の判定で勝利が決定というルール。
ひと組目は「テーマ縛り漫才対決」。先行の大須賀軍は、みながわ、にこらすコンビが登場。思わぬ出来のよさに会場からは拍手が起こる。迫田軍はたかのり、木﨑コンビ。こちらも予想以上の仕上がりで会場は爆笑に包まれた。続いてはリーダーが決めたフレーズをネタに入れる「フレーズ指定漫才対決」。迫田軍の青空、大西コンビ、大須賀軍のドーナツ、きむきむコンビが対決した。ラストは残ったメンバーで完全フリーの即興トリオ漫才。思わぬ化学反応も生まれるなど、大いに盛り上がった。
仕事終わりの帰宅スピードが異常に早いことで有名な櫻井に、このオールナイトから帰るチャンスを与える「櫻井健一朗早退チャレンジ」へ。ステージに登場した櫻井はもうリュックまで背負って帰る気満々。「1分間脱出チャレンジ」は、テープで櫻井をぐるぐる巻きにし、そこから櫻井が1分以内に脱出できれば家に帰ってもいいというゲーム。櫻井が見事に1分以内で脱出に成功するというハプニングもありつつ、なんとか早退を阻止した。
そしてオープニングで告知された「激突!段ボールロボット大戦」では、吉田たち軍とフースーヤ軍の戦いがスタート。フースーヤ軍は両肩のキャノン砲からおもしろ写真が撃ち出されるなど、仕上がっている。勝敗を決めるのは「ぶつけ合い」。丹精込めて作ったロボットが次第にボロボロになっていく姿に、会場は爆笑だった。
休憩タイムには、パーティーパーティー、セルライトスパが登場。グッズ紹介、「ひらかわの私物ジャンケン大会」で盛り上がった。
深夜ならではのおもしろ下ネタトークも
第二部『深夜レベル100%〜カオスなコーナーゾーン〜』のひとつめの企画「深夜だヨ!全員集合」は、深夜ならではのトークコーナー。始まる前からメンバー同士の暴露トークが止まらない。ひとつめのコーナーは「深夜にしゃべらせて」。まずはこうへいの「劇場について思ってる意見を言い、それが老害かどうかジャッジしてほしい」から。こうへいの話した内容にステージ上は騒然となる。その流れからのテコンドー近藤への生電話も大盛り上がり。そのあと、べーやんの「自分が体験した中で今まで一番スケベな話ありますか?」では、メンバーたちのおもしろ体験談が連発。ほかにも深夜らしさたっぷりのトークが繰り広げられた。
次のコーナーは「深夜パーソナリティの時間 クイズ!◯◯してるのは誰?」。ステージを横切るメンバーのうち、お題に該当する人が誰かを当てるというもの。「両乳首に洗濯バサミをつけてるのは誰?」、「キンキンに冷えた靴下を履いているのは誰?」といったお題のほか、ここでも下ネタお題が登場。洲崎や櫻井、ギャンブルゴリラ、ピーナツが盛り上げた。
続いては「櫻井健一朗早退チャレンジ2」。目隠しした櫻井が会場のどこかに座らされて、その席番を当てる「ミラクルシートチャレンジ」を行うが、何度もお客さんの上に座らされる櫻井に会場は爆笑。しかし、まさかの解答に、今度は会場中が驚きに包まれた。
第二部の最後はおもしろくないものが正義の「深夜のおもんな-1グランプリ」。森ノ宮シックスから生まれたというこの企画。第1回優勝者の肥後、第2回のたかのりに続く、強者を決定する。審査員はこうへい、周平魂、大須賀の3人。モノボケで「おもんな」を競い合ったたAブロック6名の中から準決勝に進んだのは、たかのり、しげのふたり。Bブロックは効果音で勝負。広木、べーやんが勝ち抜ける。
そして準決勝には、前半でいきなり電話をかけられたテコンドー近藤が緊急参戦。誰もが知っているギャグをおもんなくアレンジする対決を行った。ハイレベルな戦いのなか、決勝に選ばれたのはべーやんと広木。決勝戦でも限りなくおもんないパフォーマンスを披露し、新チャンピオンが誕生した。配信はここまで。
第三部はオンライン配信もなしのさらにディープな内容に……。
インターバルにはネイビーズアフロ・みながわが登場。ためになる授業を行うということで、広木、中村、洲崎、ピーナツの4人が生徒に。みながわは本当にためになる、ヒトが眠気を起こす仕組みについての授業を行った。
配信オフで森ノ宮が無法地帯に
第三部『深夜レベル200%〜配信なしで大暴れゾーン〜』のひとつめのコーナーは、黒帯がコーナーMCを担当する「超ドキドキライブ〜絶対に配信できないネタ&コーナー〜」。下ネタでコール&レスポンスを繰り返したあと、まずはネタ5本から。豪快キャプテン、黒帯、20世紀、ダブルアート、デルマパンゲが、深夜ならではの下ネタ満載のネタを次々と披露。
さらに「深夜のドキドキ大喜利」では、下ネタのお題にメンバーが全力で回答する姿に、会場も笑いで応える。
ラストはマジ歌の合唱で対決
そしていよいよ、「明け方の本気合唱コンクール」がスタート。コーナーMCの青空が「みんな楽屋でずっと練習していた」と明かすと、トップバッターはくじ引きで肥後チームに決定。指揮はドーナツが担当するが、なぜか途中から伴奏とズレるハプニングが。続いての木本チームは、リーダーの木本が指揮も行う。トリの木﨑チームは、ひらかわが指揮を担当。各チーム真剣に歌い上げる姿に、会場も聞き入る。
3チームが歌い終わったところで、ステージに全員が集合。しかし、肥後チームは歌の出来に納得がいかないと、勝手に歌い始める。木本は、チームが最初バラバラだったことを明かし、感動して泣きそうになったと告白。木﨑チームは、「最初、指揮がヘタすぎた」と話すと、指揮を担当したひらかわは、本番前にたかのりに脅されて泣いていたこともバラされた。
そしていよいよ結果発表。会場のジャッジで、優勝は木本チームに。賞金は“リーダーの財布の中に入っている金額と同じ金額”ということも発表され、木本が持っていた1万1462円が賞金に決定。予定時間をオーバーした午前5時を回って、長丁場のイベントは終了した。
オンラインの見逃し視聴は、9月15日(日)23:59(販売は9月15日(日)12:00まで)まで。※第三部は配信なし。詳細はこちらから
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