現代アーティストMILTZがF1マシンをデザイン、江戸文字をモチーフに制作

2024.4.12

文・編集=QJWeb編集部


BATのベイプブランド「Vuse」と「マクラーレン・フォーミュラ1チーム」が、モータースポーツを活用しクリエイターを支援する共同プロジェクト「Driven by Change」のローンチイベントを4月3日に開催した。 また、同イベントにて日本人アーティストMILTZが手がけた、マクラーレン2024年型F1マシン「MCL38」の2024 F1日本グランプリ専用カラーリングが発表された。

Driven by Changeとは

「Driven by Change」は2021年に始動したプロジェクト。同年、中東出身のRabab Tantawyの作品が、女性アーティストとして初めてフォーミュラ1マシンのカラーリングに起用された。以来多くのクリエイターを支援し、Nujood Al-Otaibi、Anna Tangles、Luis Pablo、DAST、Delyafruzといった国際的なアーティストたちを輩出してきた。  

疾走感を雲で表現

今回「Driven by Change」は、日本の伝統的な文字を生かした作品を制作する現代アーティスト、MILTZと1年間のパートナーシップを締結。MILTZがデザインしたF1マシン「MCL38」は、スピード感を表現したカラーリングで、江戸文字をモチーフにした龍のデザインが雲を駆け抜けるように描かれている。マシンの疾走とタイヤとコースの摩擦は雲を用いて表したほか、「MCL38」に描かれているドライバーの名前とゼッケン番号にも独創的なタッチを加えている。

龍はスピードを競うドライバーを象徴

MILTZは、デザインについて「今回のカラーリングでは、まずアウトラインを描いてから塗りつぶすというアウトライン・アプローチを採用しました。私の作品は『レタリング』が特徴なのですが、F1マシンには適用できないため、文字に焦点を置くのではなく、より抽象的なパターンにすることでデザインの矛盾を回避しました。また、龍とドライバーには共通点を感じました。龍はスピードを競うドライバーを象徴し、雲は、F1マシンがアスファルトの上で空気を押し出す様子をイメージしてデザインしました」とコメントしている。 

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