INIが語る、現在の心境と目指すべき“Aランク”のグループ「お互いの個性を引き出して、変わりつづけたい」

2021.11.13


一生忘れない韓国での思い出

インタビューでは、韓国合宿へも話題が及んだ。韓国でのオフにメンバーごとに観光した模様がYouTubeで公開された「INI Korea Vlog Tour」のチームごとに仲が深まったことはもちろん、グループ全体でも絆が強まったようで──。

[INI Vlog Tour] 〜梨花洞編〜

──韓国合宿でメンバーと仲が深まったエピソードを教えてください。

佐野 「Vlog」のチームごとで仲が深まったのももちろんなんですけど、それぞれの誕生日を祝ったり練習の合間にダンスバトルをやったり、グループみんなで過ごすことがけっこう多くて。そのたびに、「こんな一面あるんや」とか「こんなおもしろいことできるんや」という発見がたくさんあります。たとえば、「匠海がフラフープめっちゃうまい」とか「日に日に理人が絵の才能を発揮してる」とか。それぞれの特技に気づくことができて、めっちゃおもしろいなって毎日思ってます。

──一番印象深かった出来事はなんですか?

佐野 『KCON:TACT HI 5』に出演させていただいたことですかね。ステージが始まる前に流れたオーディション期間中の映像を観ながら円陣を組んだんですけど、すごく感じるものがありました。「こんなしんどいこともあったな」とか「オーディションの半年後、このステージに立ってるとかエモいわ」とか、みんなすごくウルウルしながらステージへ向かって行ったんですけど、感慨深い瞬間でした。素敵な巡り合わせがあって、ステージに立てていることがすごく幸せだと思えたし、みんなと踊ってるときもめちゃくちゃ気持ちよかった。すごく刺激のある思い出を作らせていただきました。あれ、一生忘れないんじゃないかな。

INI (아이엔아이) | KCON:TACT HI 5

──韓国合宿を経て、ダンス・ラップ・ボーカルのどこが具体的に進化しましたか?

髙塚 歌に関しては、わりとクセがなくなったかな。韓国のボイストレーナーさんたちが個別で指導してくださり、もともと歌をやっていた人でも今まで知らなかったようなことをたくさん教えてくださったんです。それぞれがいろんな課題を抱えていたんですけど、みんなこの3カ月でどんどんクリアしていって、まとまりが出てきたように思います。ひとつの曲にしたとき、聴きやすくなったというか。

藤牧 それでいてちゃんとその人の声とわかるような、それぞれのよさは残ってる。「Rocketeer」は特にそうですね。全部のクセがなくなって同じように聴こえるのではなく、それぞれの魅力を残しつつ一体感のある作品になりました。

INI|’Rocketeer’ Official MV

──ラップはいかがですか?

田島 発声からちゃんと練習したよね。

池﨑 「ここは鼻にかけ過ぎないで共鳴させて」みたいな感じで、先生に一から学ばせていただきました。「Rocketeer」は、やんちゃな感じのラップだし、声のトーンも少し高めでアタックが難しかったんです。結果的に基礎の部分から学べたし、スキルアップもできたかな。

西 表現の仕方も増えたような気がします。それこそ「Brighter」は「Rocketeer」とまったく違うアプローチで、息をめっちゃ混ぜながら切なさや儚さを表現するようなラップなので。僕がするラップは勢いに乗せたフロウのイメージが強いと思うけど、本当にまったく違う表現の枠が増えたような感覚です。

INI|’Brighter’ Official MV

──ダンスはいかがですか?

木村 それぞれの対応能力がぐんと上がりました。毎回フォーメーションの立ち位置に番号をつけるんですけど、記録で撮影して通すときとか練習時と立ち位置が変更になることがあるんです。「0.5内側で」「1.5に変更で」といった指示が出たときに、みんなすぐに対応できるようになった。なかなかできることじゃないので、すごいことだと思ってます。振り付けでも細かい角度など、以前より意識してできるようになってきました。この数カ月でダンスのレベルが、全体的にぐんと上がったと思います。

後藤 シルエットはもちろんですけど、ニュアンスだったり振りのタイミングも合ってきてる。ダンスをあまり経験してこなかったメンバーが死に物狂いで毎日練習していたのが、実力になっていると目に見えてわかりますし。それぞれの個性は残しつつ、ユニゾン力が上がりましたね。

“最高ランクのA”を持つグループに


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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