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声優・西田望見、妊娠後も「ファンと深く関わりたかった」。コロナ禍での挑戦を支えてくれたもの

西田望見

文=安里和哲 撮影=須田卓馬 編集=高橋千里


アニメ『マクロスΔ』のマキナ・中島を演じてブレイクした、声優の西田望見さん。その後も作品に登場した戦術音楽ユニット“ワルキューレ”のメンバーとして活躍。2017〜2018年には横浜アリーナでの公演も成功させ、2019年には『八月のシンデレラナイン』で主演を務めた。

2021年のコロナ禍では、CAMPFIREコミュニティ『のぞみるとあそぼう!』をスタート。9月に妊娠を発表した以降も、声優活動はもちろん、動画やラジオ・日記を通してファンと日々交流を積み重ねている。活動の原動力でもあるファンたちとの関係性について聞いた。

無観客ライブで気づいた、不安と「ファンのありがたさ」

──西田さんのターニングポイントになった作品はやはり『マクロスΔ』ですか。

西田 そうですね。『マクロスΔ』でアニメファンの方々にも名前を知ってもらう機会が増えました。それまではお仕事もそんなになかったんです。

アニメがスタートしてSNSなどで反響をいただくだけのころは「本当に私なんかにファンがいるのかな……?」と思ってました。でも、実際にイベントに出て、ファンの方々に会って、初めて「こんなにたくさんの人に応援していただいてるんだ!」と実感したことを覚えてますね。

──アニメの放送終了後もワルキューレは活動をつづけられていて、横浜アリーナという大舞台も2度経験されていますね。

西田 まだコロナ禍に入る前で、お客さんがいっぱいいて、揺れるペンライトの景色がすごくきれいでした。横浜アリーナのステージって、意外と上のほうの客席まで見えるんですよ。ファンの方々が楽しんでくださってる様子が見られてうれしかったです。

西田望見
西田望見(にしだ・のぞみ)声優。1990年生まれ、岐阜県出身。2014年声優デビュー。2016年に人気アニメシリーズの新作『マクロスΔ』のマキナ・中島役として出演し、劇中の戦術音楽ユニット・ワルキューレの一員として音楽活動も行う。2019年には『八月のシンデレラナイン』のヒロイン夏葉舞を務め、ミニアルバム『女の子は Dejlig(ダイリー)』をリリースし、ソロデビューも果たしている

──コロナ以降、エンタテインメント業界ではライブ活動も難しくなりました。

西田 無観客の配信ライブもやらせていただいて、ファンの人たちから直接声援をもらうことが、私の元気になっていたんだなと改めて気づきました。

配信ライブが当たり前になったことで、遠方の方にも気軽に観てもらえるのはいいなと思いますが、ライブで感じるお客さんの熱とか声援って、本当に大事なんですよね。

どんなに一生懸命パフォーマンスしても、会場はずっと静かで……。でも、カメラの向こうで観てくれてるお客さんがいる。どんなモチベーションでやればいいんだろう……と不安になりました。

──オーディエンスがいないほうが、リラックスして練習どおりのいいパフォーマンスができるのかな、なんて思ったのですが。

西田 いないほうがずっと緊張します!(笑) 今までやったことない環境だから不安も強くて、お客さんがいるとき以上に肩に力の入ったパフォーマンスになっちゃったなと自分では思いました。

本当にファンの方々のリアクションってめちゃくちゃありがたいんです。コロナ禍で改めて身に沁みました。

西田望見

──先日、西田さんは妊娠も発表されました。ライフステージも変化していくなかで、仕事とプライベートの両立などいろいろ悩むこともありましたか?

西田 ありがたいことに、お仕事で関わるスタッフさんたちがすごく理解ある方が多くて、助けられてます。あと、私自身つわりが軽いほうだったというのもあって、お仕事も運よく途切れることなくつづけられました。

夫も、私が寝込んでるときは家のことを全部やってくれるのでありがたいです。おかげで、つわりの時期はベッドの上で過ごせました(笑)。

支えてくれるパートナーがいるというのは、仕事をするにあたって大事だなぁと思いますね。

不特定多数に発信するより「親密なコミュニケーション」を選んだ

──コロナ禍でファンとの関係性が変わってしまうなか、西田さんは昨年CAMPFIREコミュニティ『のぞみるとあそぼう!』を立ち上げられましたね。

西田 トークイベントやライブの機会が失われてしまって、ファンの方々との交流の場がなくなったことがすごく残念で。どうしたらまた深く関われるかなと思ったときに、オンラインサロンをやろうと思ったんです。

ツイッターをもっと積極的に利用するっていうのも考えたんですけど、やっぱり不特定多数に発信するとなると、どうしても親密なコミュニケーションは難しいんですよね。

西田望見

──実際CAMPFIREコミュニティを始められてみて、いかがでしたか?

西田 やっぱり限られた人数のファンの方々とやりとりができるので、すごく距離が縮まった気がしてます。

『のぞみるとあそぼう!』では、自分で作った動画やラジオ、日々のことを発信したりしてるんですけど、基本はDIYの精神というか「全部自分でやろう!」と決めてやってます。

──生配信で交流したり、童話の朗読映像を上げたり、積極的にコンテンツも発信していらっしゃいます。一方で、ファン参加型の企画も楽しそうです。

西田 そうですね。ファン参加型だと、皆さんからイラストを募集したり、みんなで同時に豆苗を育てたりしました(笑)。

豆苗を育てたときは、意外と皆さんも楽しんでくれたみたいで。成長過程を報告してくれたり、豆苗レシピをシェアし合ったりできておもしろかったです。私のラジオのレギュラー番組にも報告が来て、話題がコミュニティを超えて広がったのもよかったです。

──コロナ以前よりファンと親密な関係になりそうですね。

西田 1年やってきて、ファン一人ひとりを認識できるようになりました。私が妊娠を発表したあとも、お子さんのいる方々がいろいろアドバイスをくださったり、おすすめグッズを教えてくださったりして、すごく助かってます。私のファンは本当に頼りになる方々ばかりです!(笑)

私から一方的にコンテンツを提供するんじゃなくて、コミュニケーションができてるのがすごくいいなぁと思ってます。

西田望見

本名での交流が生む、ファンとの信頼感

──西田さんのコミュニティは、本名での参加をお願いしているそうですね。

西田 はい。名前を知ってると、より近くに感じられますし、お互いに信頼感も出てくる気がするんです。ほかのSNSでも匿名アカウントからリプライをいただきますが、たまに心ないメッセージも混ざってくるので、つらいときもあって……。でも、コミュニティでファンの方が本名でコメントをくださると素直に受け入れられるんですよね。

ファンの方々がもともと優しいというのもありますけど、本名でやると皆さん丁寧に言葉を選んで、言い方も気遣ってくださるんです。『のぞみるとあそぼう!』では、お互いに責任感を持って交流ができてますね。

──ファンの方々からはどんな言葉をもらいますか?

西田 「がんばり過ぎてない? ほどほどにね!」ってよく言われます(笑)。

私ってけっこう心配性なんです。できる限りたくさん練習したいし、失敗したときのことも考えて、ミスを補うための練習までしちゃうんです。

でも、練習で不安を潰しておくと、それが自信になるんですよね。「もっとやっておけばよかった……」って後悔するのが一番つらい。納得するまで練習すれば、失敗したときも「今の自分の能力が足りなかっただけなんだ」って諦めもつくんです。

──なるほど。でも、心配してしまうファンの気持ちもわかります……。

西田 そうですよね……。でも、私がすぐにくよくよしちゃう分、友達は全員ポジティブな人間で固めてるので、ファンの方々には安心してほしいです!(笑)

相談すると友人たちは「次行こ、次!」とか、「私は寝たら忘れちゃう」って言ってくれて。そういうポジティブな子の考え方を何度も聞くと、勇気がもらえるんです。

西田望見

──『のぞみるとあそぼう!』での活動が、声優やアーティストとしての本業にフィードバックされることもありますか?

西田 動画やラジオ音声の編集を自分でやってみて、改めてスタッフさんの苦労がわかりました。ここで区切らずにしゃべり過ぎるとカットしづらいみたいなことって、実際に自分で手を動かしてみないとわからなかったんです。作ってくださる方々の苦労を知って、気をつけられるようになりました。

──ファンのために始めたけれど、西田さん自身も得るものが大きいですか?

西田 そうですね。私自身、いろんな経験ができて、ためになってます。あと、私が一方的に与えるだけじゃなくて、いつの間にかファンの方からも元気をもらえるんですよ。ファンと私とで、お互いに与え合ってるので、すごくいい循環だなぁと思ってます。

西田望見

コミュニティの安心感が、本業でのチャレンジを支える

──オンラインサロンを始めるにあたって、なぜCAMPFIREを選ばれたんですか?

西田 カンニング竹山さんが好きなんですけど、その竹山さんがCAMPFIREコミュニティをやってると知ったのがきっかけなんです。竹山さんが利用されてるなら、きっと安心安全なプラットフォームなんだろうなって(笑)。ほかにも私の知ってる有名な方々が利用されてたので、すごく安心感がありました。 

地味だけど大切なことで言うと、決済システムが本当に助かってます。手数料もすごくお優しくて……(笑)。ファンの方々の支払いや入退会の手つづきもスムーズなので、私はコンテンツ作りに専念できるのがありがたいです。

あと、私のようにフリーランスだと仕事量によって収入が変わるので不安になりがちなんですけど、収入源として一定の土台ができたのも安心感につながりました。

お金の面での不安が減ると、ファンサービスや本来の声優活動にも、よりいっそう集中できるようになりますし、チャレンジするときにも一歩踏み出しやすくなった気がします。

西田望見

──CAMPFIREコミュニティでは利用するSNSを選べますが、なぜFacebookを利用しようと思ったのでしょうか?

西田 動画配信やラジオ配信、そして毎日の報告日記を上げたいなと思ってたんですけど、そのときに一番使いやすいと思ったのがFacebookでした。

『のぞみるとあそぼう!』を始める前は、Facebookって使ったことなかったんですけど、すごく使いやすくてすぐに慣れました。けっこう容量の大きな動画もすぐにアップロードできるし、記事の公開予約もできるので、私にはぴったりでしたね。

──これからチャレンジしたいことはありますか?

西田 やっぱりリアルイベントをやりたいです。こういうご時世なので、落ち着くまでは難しいと思うんですけど、オンラインで親密になれたファンの方々と実際に会っておしゃべりしてみたいです。早く皆さんに会いたいです!

「CAMPFIREコミュニティ」とは

CAMPFIREコミュニティは、月額制のオンラインコミュニティを誰でも作れるプラットフォーム。日本最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」で集まった仲間とつながりつづけたいという思いから生まれた。これまでに4500件ものコミュニティが作られ、ファンクラブをはじめレッスン、サロンや定期便など、さまざまなスタイルで運営されている。

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    【応募期間】
    2021年11月25日(木)〜2021年12月9日(木)
    ーーーーーーーーーーー
    【ステップ1】
    ツイッターから『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』公式アカウント「@qj_web」をフォローしてください。
      ▼
    【ステップ2】
    『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』公式アカウントがキャンペーン告知をした以下の投稿を、応募期間中にリツイートしてください。

    ※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でリツイートしてください。アカウントが非公開(鍵アカウント)の場合はご応募の対象になりませんのでご注意ください。
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安里和哲

Written by

安里和哲

(あさと・かずあき)ライター。1990年、沖縄県生まれ。ブログ『ひとつ恋でもしてみようか』(https://massarassa.hatenablog.com/)に日記や感想文を書く。趣味範囲は、映画、音楽、寄席演芸、お笑い、ラジオなど。執筆経験『クイック・ジャパン』『週刊SPA!』『Maybe!』..

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