木全翔也&佐藤景瑚が語るJO1としての夢「パフォーマンスで世界一のアーティストになる」

2021.9.12

文=坂井彩花 撮影=西村 満 編集=森田真規


サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれた11人によるグローバルボーイズグループ、JO1。彼らの4THシングル『STRANGER』が2021年8月18日にリリースされ、CDは初週28万枚を売り上げ、デビューから4作連続の初登場1位を記録した。

ここでは『STRANGER』リリースを記念した、木全翔也と佐藤景瑚のJO1メンバーふたりのインタビューをお届けする。パフォーマンスにかける想いや『STRANGER』お気に入りのポイント、さらにはグループとしての夢についても明かしてくれた。

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自分たちの意志で動く

──デビュー前に行われたファン・ミーティングは有観客でしたが、デビュー以来ずっとJAM(JO1ファンの呼称)の皆さんの前でライブができていない状況がつづいていますね(※この取材のあとにデビュー後、初となる有観客ライブ『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』が11月19〜21日に開催されることが発表された)。

木全 ただ、そんな状況下で何をするかも大事だと思うんです。思うようにライブができない今だからこそ、ライブでのパフォーマンス以外でも自分たちなりにこだわって、僕らのよさを伝えられるようにがんばらなければならない。工夫が必要なタイミングですよね。

──工夫とは、どのようなことでしょうか。

木全 主にSNSやYouTubeなどのデジタルですね。今はインターネットのおかげで実際に会わなくてもいろいろなことがファンの方々と共有できるので、最大限活用してみんなに楽しんでもらうことが大事だと思っています。今は各SNSに担当をつけて、メンバー内で相談して進めているんです。僕と(河野)純喜君はツイッター、景瑚君と豆(豆原一成)がTikTokみたいな感じで担当が分かれていて、「今日は誰かツイッターいけますか?」って声をかけ合って更新しています。

木全翔也(きまた・しょうや)2000年生まれ、愛知県出身

──自分たちで仕かけるフェイズに突入しているのですね。

木全 そうですね。スタッフさんの負担も減りますし、僕らのことは僕らが一番わかっているので。TikTokの企画も自分たちが「いいな」と思ったものをやっていけば、僕たちと年代の近い人たちが反応してくれるでしょうし。

佐藤景瑚(さとう・けいご)1998年生まれ、愛知県出身

──以前よりも、メンバーの皆さんの意志が活動へ反応されている面が多くなっていそうですね。

木全 確かに、自分たちが「やろう」と言ったものが実現されることは増えているかもしれないです。「PROCESS JO1」(※JO1のYouTubeチャンネルで毎週金曜日正午に公開されるシリーズ)でのMVや作曲、グッズについての話し合いもそうですね。TikTokを「やろう」って最初に言ったのも景瑚君なんですよ。自分たちでがんばってやったことって、JAMもすごく喜んでくれますし、パフォーマンスとは違う一面をインターネットを活用して見せていけたらと思っています。

自分を受け入れて前に進む

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