マヂカルラブリー『アメトーーク!』登場<シリーズ大宮セブン#4>「仲良しで集まってないから、仲悪くなっても終わらない」

大宮セブン4

文=釣木文恵 編集=アライユキコ 


とうとう『アメトーーク!』で特集されるまでに至った「大宮セブン」。2014年、その立ち上げから「大宮セブン」メンバーとして活動してきたのが2020年『M-1グランプリ』王者、マヂカルラブリー。「大宮セブン」って結局なんなんですか? なぜ賞レース激強軍団なんですか? 「マジでクソつまんなかった」場から、なぜ王者は生まれたんでしょう?

大宮はもうひとつの故郷

──『M-1グランプリ』優勝後、かなり忙しい日々を過ごされていると思いますが、そんななかで先日「オートバックス大宮バイパス店」の配信ライブに半日で計8回出演されていたのには驚きました。

野田 そりゃもう、故郷ですから。

村上 大宮には感謝の気持ちがありますから。あの日はお世話になってるオートバックスの店長含め、大宮の皆さんが観に来てくださったり、お花をくださったりして。

野田 俺の知らない夜の部の人からも来てたね。

──夜の部。

村上 よく飲んでいた大宮の方々ですね。ライブのあと、初代の支配人と一緒に飲みに行ったらそこに大宮の有力者がいるという状況が月3〜5回ありまして、僕らはそれを「夜の部」と呼んでたんですよ。よく言えば外交ですよね。昔からコンビの外交は僕が担当なので。ただ酒を飲むのが好きなので自然とそうなっただけですけど。大宮ラクーンよしもと劇場はとにかく地域密着型の劇場ですからね。

お笑いバックスちゃんねる「祝!!マヂカルラブリーM-1優勝記念公演」2021年1月18日配信

「終わってた」状態からの大宮入り

この記事の画像(全8枚)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

関連記事

大宮セブン

「すゑひろがりずは完全に予想外でした」<シリーズ大宮セブン#3>「大宮ラクーンよしもと劇場」覚野公一支配人

GAG福井俊太郎

GAG福井俊太郎「たとえどんなに売れても、僕の魂は大宮にあります」<シリーズ大宮セブン#2>

すゑひろがりず

大阪生まれ、大宮育ち。すゑひろがりず「人気ゼロ」から15年目の大逆転<シリーズ大宮セブン#1>

ケビンス×そいつどいつ

ケビンス×そいつどいつが考える「チョキピース」の最適ツッコミ? 東京はお笑いの全部の要素が混ざる

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターとして廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

「VTuberのママになりたい」現代美術家兼イラストレーターの廣瀬祥子が目指すアートの外に開かれた表現

パンプキンポテトフライが初の冠ロケ番組で警察からの逃避行!?谷「AVみたいな設定やん」【『容疑者☆パンプキンポテトフライ』収録密着レポート】

フースーヤ×天才ピアニスト【よしもと漫才劇場10周年企画】

フースーヤ×天才ピアニスト、それぞれのライブの作り方「もうお笑いはええ」「権力誇示」【よしもと漫才劇場10周年企画】

『FNS歌謡祭』で示した“ライブアイドル”としての証明。実力の限界へ挑み続けた先にある、Devil ANTHEM.の現在地

『Quick Japan』vol.180

粗品が「今おもろいことのすべて」を語る『Quick Japan』vol.180表紙ビジュアル解禁!50Pの徹底特集

『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)表紙/撮影=ティム・ギャロ

STARGLOW、65ページ総力特集!バックカバー特集はフースーヤ×天才ピアニスト&SPカバーはニジガク【Quick Japan vol.181コンテンツ紹介】