それぞれのグループの特徴
──改めて、各グループについて感じてることをお伺いできますか。
黒須 超特急は、ずっと変わらずナイスなグループ。昔からまじめだし、最近だとダンスの知識もついてきて。がんばってきたことが人気につながってるんだろうな。DISH//は、匠海のボーカルがどんどんよくなってますよね。役者をがんばってることが、そのまま伝えられる歌い方に直結してる。メンバーもそれを活かせるように意識してる感じがします。
──なるほど。
黒須 M!LKは、もっともっと進化しそうな気がしてます。人が辞めると崩れちゃうグループって少なくないけど、彼らはメンバーが変わっても腐らないんだよ。常に「先へ進もう」って意識を感じるのが、本当に素敵。SUPER★DRAGONは、パフォーマンスがしっかりしてきて、みんなで高めあってるのが伝わってきました。最初はEBiDAN KIDS の寄せ集めみたいな雰囲気もあったけど、今ではダンスもうまくなったし安心して見ていられます。さくらしめじは、昔と印象が変わったっていうか。最初に会ったときは「爽やかだな」ってイメージだったけど、変声期も過ぎて大人になりましたよね。個人的には、身長差があるユニットになってほしいなって期待してます(笑)。
── ONE N’ ONLYは、いかがですか。
黒須 パフォーマンスがおもしろいよね。NAOYAもONEN’ ONLYに入った途端、ダンスがすごくよくなった。EBiSSHだけのときは、「大丈夫かな」って思う瞬間もあったので(笑)。グループ内で、さとり少年団とEBiSSHのいいところを学び合ってるんだろうな。あと、原因は自分にある。は、伸びしろがあるグループですよね。すでに頭角を現してる感じはするけど、まだパフォーマンスに伸びしろがあるので、ここからが楽しみ。この1年で化けそうな気もしますしね。
──それぞれが強みを活かし、成長していってる感じがしますね。表現したいことが明確になっていくというか。
黒須 年月をかけて振付を自分のものにしたり、魅せ方を学んでいったりしてるんでしょうね。
──大切にしたいことはぶれることなく、表現者として進化し続けるのがEBiDANだということですね。
黒須 人数が多いので全員がそうとは言い切れないですけど、そういう人が多いような気はします。やっぱり大事なのは対人関係じゃないですか。スタッフがいるからこそ、アーティストは活きますし。そういうことを大切にできる人が集まっているのが、EBiDANな気がします。
黒須洋嗣
(くろす・ひろつぐ)1966年生まれ。THE CONVOYオリジナルメンバーで、ダンサー・振付師・演出家・俳優など多岐にわたり活動。
『クイック・ジャパン』vol.149にてEBiDANを40ページにわたって総力特集!
発売中の『クイック・ジャパン』vol.149で表紙を飾っているのは、話題沸騰中のメインダンサー&バックボーカルグループ、超特急。
アリーナワンマンをソールドアウトさせるほどの人気を誇り、6月10日には最新シングル「Stand up」をリリースした超特急の5人が、これまでの歩みと“現在地”を語ります。
北村匠海(Vo/G)、橘柊生(RAP/DJ/Key)、矢部昌暉(cho/G)、泉大智(Dr)からなるバンド=DISH//は、結成から9年を迎えた今、何を目指し、どこへ向かうのかを明かしています。
そして、原因は自分にある。、ONE N’ONLY、さくらしめじ、SUPER★DRAGON、M!LKというEBiDANのこれからを作り上げていこうとする5つのグループも登場し、EBiDANのすべてがわかる40ページにわたる総力特集が組まれた『クイック・ジャパン』vol.149。
さらに『QJWeb』では、『クイック・ジャパン』本誌には収まり切らなかったエピソードを盛り込んだ、原因は自分にある。、ONE N’ONLY、さくらしめじ、SUPER★DRAGON、M!LKの完全版インタビューを順次公開していきます。
EBiDANファンのみならず、ボーイズグループがお好きな方はぜひチェックしてください!
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『Quick Japan』vol.149
定価:1,200 円(税別)
サイズ:A5/184ページ
発売日:4月25日(土)より順次発売
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