「多幸感」という言葉がこれほど似合うアイドルも珍しい。天性の愛嬌と長年の経験に裏打ちされた櫻井優衣のパフォーマンスには、見る者すべてを笑顔にしてしまうような不思議な魅力がある。そんな彼女の“七福神スマイル”の背景にある思いをじっくりと語ってもらった。
現在発売中の『Quick Japan』vol.176ではFRUITS ZIPPERを50ページで総力特集。発売を記念して、本誌に収録したソロインタビューの一部をQJWebで公開する。
自分の中のパワーを、誰かに使える存在に
──意外にも、櫻井さんはアイドルになるまで自分のことを「かわいい」とあまり感じていなかったそうですね。
櫻井 家族やまわりの人たちは「かわいい」と言って育ててくれたので、そういう意味では自信を失って落ち込むようなことはなかったですけど、アイドルになる前は自分の容姿にまったく興味がなかった気がします。スポーツ少女だったので日焼けもしていたし、メイクも全然したことがなかったし。
アイドルになりたいと思ったのも、自分を見てほしいというより、子供のころから歌とダンスがすごく好きだったから、それをずっと続けたかったっていうのが近いかなって。当時からやりたいことにはまっすぐ突き進むタイプだったので、それがスポーツからアイドル活動に変わっただけかもしれないです。

──では、自分の見せ方を考えたのは、アイドル活動を始めてから?
櫻井 そうですね。アイドルになったことで慌ててメイクも勉強し始めたし、ステージに立って楽曲の世界観を表現するためにはかわいさだけじゃなくて、かっこよさとか色っぽさとかいろんな表情をしなきゃいけないって気づいて、初めていろいろ研究し始めたんだと思います。
そのころに動画を観ていて出会ったのが元℃-uteの鈴木愛理さんで。彼女がステージに立つだけでぱっと華やぐというか、癒やされるというか、唯一無二のオーラを持っているって感じたんです。
努力しているところとか、人を笑顔にしたいと思っているところとか、そういう内面から湧き出るパワーとステージ上での表現の両方で人の心を動かせる人がアイドルなんだなって。私が突き詰めたい理想みたいなものと合致したんですよね。
──その理想像が、櫻井さんが思う「アイドルとしての魅力」の本質?
櫻井 うーん……悩むけど、基本はそうだと思います。私、実は一度アイドル活動を辞めてほかの仕事をいろいろ経験した時期があるんです。資格を取ってみたり、カフェで接客をしてみたり、ライブ会場のチケットもぎりと会計をやってみたり。
でもやっぱり、ライブ中に見ていたお客さんの笑顔を思い出すことが多かったんです。接客業でも人から「ありがとう」って言ってもらえる機会は多かったんですけど、櫻井優衣としてはアイドルとしてステージに立っているときのほうが、もっとたくさんの人の心を動かして幸せにできてたなって感じたんですよね。
私の目の前で幸せそうにしてくれた人が一番多かった職業だったから、それなら私はアイドルをやったほうがいいなって。だからやっぱり、自分の中のパワーを人のために使える存在っていうのは、私が思うアイドルの魅力かなって。
櫻井優衣にとっての「かわいい」とは?続きは『Quick Japan』vol.176で!

『Quick Japan』vol.176では、櫻井優衣に「かわいい」と「アイドル」をテーマにソロインタビュー。ここでしか見られない撮り下ろしカットや、木村ミサやマユリカの関係者インタビューなど、ファン必読の一冊に仕上がっている。
-
【櫻井優衣×QJWebプレゼント】フォロー&RTキャンペーン
■キャンペーン応募期間
2025年3月14日(金)〜2025年3月27日(木)■キャンペーン参加方法
【ステップ1】QJWeb公式ツイッターアカウント「@qj_web」をフォローしてください。
▼
【ステップ2】「@qj_web」がキャンペーン告知をしたこのツイートを、応募期間中にリツイートしてください。
▼
【応募完了!】
締め切り後当選された方には「@qj_web」からDMにてご連絡を差し上げます。フォローを外さず、DMを開放してお待ちください。※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でリツイートしてください。アカウントが非公開(鍵アカウント)の場合はご応募の対象になりませんのでご注意ください。
※「いいね」はご応募の対象になりませんのでご注意ください。
※当選の発表は、こちらのDMをもって代えさせていただきます。
※当落についてのお問い合わせは受けかねますので、ご了承ください。
※本キャンペーンの当選がQJWebのインスタアカウントと重複した場合、どちらか一方の当選は無効となります。
※本景品は非売品です。譲渡・転売はご遠慮ください。
※いただいた個人情報は、本プレゼントキャンペーン以外の目的には使用しません。
関連記事
-
-
「奪われたものは取り返すつもりで生きていく」FINLANDSが4年ぶりのアルバムで伝える、新たな怒りと恥じらい
FINLANDS『HAS』:PR -
牧場バイトからアイドルへ、かてぃが歩んだ多彩な仕事遍歴
求人ボックス:PR